みなさんは”PocketStar”と言う0.95インチの極小ディスプレイを搭載したArduinoベースのゲーム機はご存じでしょうか?
この”PocketStar”はキーチェーンサイズのゲーム機で、大人で指が太いければゲームをプレイする事そのものが難しいと言った様なとても小さなゲーム機で、レトロゲームと呼ばれるファミコンやゲームボーイ等が全盛の頃のゲームをプレイする事ができ、昔のゲームの非常に単純でちょっとした隙間時間などに時間潰しとしてもプレイできる事と、そのフォルムがゲームボーイであったりアーケードゲーム機を連想させる事から今ではこう言った超ミニサイズのゲーム機を販売すると言う会社も増えて来ており、より人気を博しています。
そして今回紹介する「PocketStar」は、EPS32をベースとしたArduinoゲーム機としては最もメジャーなゲーム機で今回、新しい仲間が加わりましたのでご紹介させて頂きます。
PocketStar Wide
ではまず最初に紹介するのは”PocketStar Wide”で、”PocketStar”がGAMEBOYの様な縦型であったのに対して”PocketStar Wide”はSwitchの様な横型のポータブルゲーム機によくあるレイアウト方式となっており、”PocketStar”と全く同じで0.95インチのディスプレイ、バイブレーションモーターやスピーカーを搭載し、ジェスチャー操作を可能とする加速度センサーや5時間強プレイできるバッテリーを搭載していると言ったスペックは同じになっています。
ですが、キーがOLEDディスプレイを挟んで配置されているため、指の大きな方や太い方でも左右の親指が接触せずにプレイする事ができるのがこの”PocketStar Wide”の特徴でありメリットです。
またこの他にゲームセンターに置いてあるアーケードゲーム機に似せた”PocketStar Arade (Starcade)”もラインナップされており、こちらは半田付けの必要はありませんが、基板をケースに組み込む等の組立作業が必要なDIYキットになっています。
PocketStar TV
そして次に紹介する”PocketStar TV”は”PocketStar”と同じ”Pocuter”と言う回路ユニットを利用した言うなればモニターで、”Pocketstar”がBluetoothで他の”PocketStar”と接続する事で対戦できたり、WiFi経由で専用サーバーに接続してネット対戦できたのと同じ様にこの”PocketStar TV”ではmicroSDカードに保存された動画データの再生だけでなくインターネットに接続した上でのネット再生にも対応しています。
また”PocketStar”や”PocketStar Wide”同様にコンパクトなため、ミニチュアにセットの1つとして置いたりと言う事も出来ますし、ストレッチゴール7万ドルを超えればゲームがプレイできる様にリモコンが追加され付属します。
PocketStar Flip
そして今回のキャンペーンで1番楽しみなのが”PocketStar Flip”で、目標金額8万ドルを超えれば製造すると言う条件付きながら、ゲームボーイアドバンスを想像せる二つ折りの”PocketStar Flip”が企画されており、これは是非とも8万ドルのストレッチゴールを達成させて製品化を実現して欲しいものです。
また詳細なソフトウェア上のスペックや画面仕様やインタフェースは決まっていませんが、スマートウォッチも製品化に向けて動いている様で目の離せないデバイスの1つとなっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/zepsch/pocketstar-miniatures
この記事へのコメントはありません。