みなさんがお使いのマウスって実は人間工学的には手首に負担の大きいデバイスだってご存じでしたか?
では何故手首や前腕部に負担が大きいのかと言えば、人間の腕と言うのはテーブルの上に腕を乗せた時に実は掌は上を向いているのがナチュラルな方向で、掌をテーブルに接触する様に置くと言うのは実は前腕の橈骨と尺骨がクロスしている状態にあるからです。
そこで今回は、一見見た目は奇を衒っている様に見えても実はエルゴノミック構造になっているマウス「ErgoStrike7」をご紹介致します。
拳銃型形状
今回紹介するマウス「ErgoStrike7」はパッと見ると拳銃にも見える形状をしています。
これは別にねずみ型のマウスの様に可愛いとか形状が面白いからこの形状になっているのではなく、実は人間工学(エルゴノミック)に基づいてマウスを設計しようと思ったところ、拳銃とマウスを合体させる事が手や腕への負担が少ない形状をしていると言う事が分かったからです。
と言うのもこのマウスを握った状態では掌はテーブル面に対してほぼ垂直に近いポジションになっているからで、掌を下に向けた時に比べて腕のヒネリと言うのは半分になっているからで、実際にエルゴノミックマウスと呼ばれるマウスの多くは真っ平らではなく斜めに傾斜がつけている事からもこのマウス「ErgoStrike7」の形状が正しい、手に優しいと言う事が分かります。
トリガー型ボタン
次にこのマウスの左ボタンには何とトリガー(引き金)が割り当てられています。
これも人間工学的には非常に合致しており、通常マウスのボタンと言うのは真っ直ぐな状態から少し折り曲げた指でボタンを押しますが、この少し曲げた状態で指を固定しておくと言うのは実は筋肉疲労が大きく、トリガーに指を引っ掛けた状態の指の形状と比較して6〜7倍は筋肉に負担をかけていますので、このトリガーボタンの方が何時間も使い続けたとしても負担が少ないのですし、トラベル距離3mmと短く連打にも向いています。
更にマウスを握った際に中指が自然に置かれる位置に右ボタン、そして親指が位置する部分にホイールと、特殊なファイアーボタン、そしてフォワード、バックボタンと操作をより素早く行うのに利用する事ができるボタンが設けてあります。
そしてまた光学センサーにはPixArt社の”PAW3395センサー”が採用されており、最大26000dpiでのスキャンも可能となっています。
リコイル・フィードバッグ
そしてこのマウス「ErgoStrike7」にはちょっとしたお楽しみの機能としてリコイルアクションが備わっています。
このリコイルアクション、リコイルフィードバッグと言うのは拳銃を射撃した際の反動の事で、このマウスの中にはリニアモーターが内蔵されており、トリガーを引く度にこのモーターが動作し最大25Gと言う非常に大きな反動で射撃時と同じ様な感覚を味わう事が出来る様になっていますし、もちろん作業の邪魔であればOFFにする事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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