FDM方式の3Dプリンターも年々高機能化しつつも価格は安くなって来ていますから、ボーナスが出たのを機に思い切って購入してみたと言う方も多々おられると思いますが、3Dプリンターを使いこなせばこなすほど様々な場面に出くわしますが、一番多いのがデータのチェックが甘くて造形物の一部しかプリントされていなかったり、フィラメントが詰まっていたり、途中でなくなったり、ベッド上の造形物が移動してゴミが出来上がる事です。そしてそれ以外にも途中で電源が落ちたり、複雑な図面を書いてしまいPCが処理し切れずに途中でフリーズしたりブルースクリーンになったり、またスリープを解除していなくてスリープに入ってしまって途中で造形が止まってしまったりと言う事もよくある事です。
そう言う今までみなさんが経験して来た不具合全てを見事にクリアする様に設計されたFDM方式の3Dプリンターがこの「M3D Pro」です。
まずこの「M3D Pro」の基本スペックから見て行きますと
最大プリントサイズ:縦7インチ(約18cm)×横7インチ(約18cm)×高さ7.5インチ(約19cm)
積層ピッチ:25~350μm
プリント速度:60mm/s(プリントヘッドの移動スピードは120mm/s)
ノズル径:0.4mm
フィラメント径サイズ:1.75mm(フィラメントの溶解温度が270℃までのものであれば何でも使用可)
接続方式:USB
と造形物は最大で20cm程度なのでそうは大きくありませんが、特筆すべきは積層ピッチ25μmでプリントできる事です。これが1年前なら積層ピッチ25μmとなるとSLAやDLPと言った光造形3Dプリンターでしか無理でしたが、この「M3D Pro」はそれを制御用のモーターを独自開発ししかもセンサーでヘッドの位置を正確に把握する事で25μmの積層ピッチを実現した上に更に60mm/sと言う業務機レベルのプリントスピードを実現しています。
そして従来のホビー向けの3Dプリンターが犯して来た数々の造形不良をこの「M3D Pro」はまずPCを起因とする不具合(フリーズ、ブルースクリーン、スリープetc)はまず最初に造形用の変換されたg-codeデータを内蔵のメモリーに最初にコピーする事で回避しています。つまり、プリントボタンを押してデータが「M3D Pro」に送られればPCは不要ですからPCを抜いても「M3D Pro」はプリントデータはもう持って鋳ますから、PC不要で単独でプリントを続ける事ができます。
ですから家を出る前にデータを送っておけば、今までの様に夜中にプリントして騒音で怒られたり、休みの日はプリント作業で潰れる事もなくなり、これからはデータさえ送っておけば平日でもノートPCを持って仕事へ出かけても大丈夫です。
そして3Dプリンターそのものや材料に起因する不具合であるヘッド脱調(ベルトが滑って位置がズレてしまう事)、ヘッドの目詰まり、フィラメント切れ、停電や一時停止の様なものは全てセンサーで関してしており、もしそう言うものが起こればこの「M3D Pro」は直ちにプリントを停止します。そして不具合が解消された後、またプリントを最初からではなく、その止まった位置から再開できるのがこの「M3D Pro」の素晴らしい所です。
普通のFDM方式の3Dプリンターなら一度止まれば、最初からやり直さなければならずせっかく途中までプリントした造形物はゴミにしかなりませんでしが、この「M3D Pro」はその途中からまた再開する事ができますからゴミの軽減や時間の節約にも繋がります。
そしてもう1つ熱収縮率の高いフィラメントを使う場合はヒーターで加熱できるベッドを通常は使用しますが、このベッドの消費電力が意外とバカになりません。例えば1インチ(2.54cm)四方を温めるのに従来のヒーター内蔵のベッドは約5Wもの電力を消費し、7インチ(約18cm)四方のデットでは約250wもの電力を消費します。それがプリントに10時間もかかるとしたらちょっと電気代が恐くなりますよね。
ですがこの「M3D Pro」のベッドは高い断熱性を有するポリマー素材を使用しこれにガラス製のベッドに内蔵する事で1インチあたり何と0.6Wと言う従来に比べて90%近くも電力を削減したベッドを開発しましたので何と7インチ四方のベッドで消費電力約30Wと劇的に少なくなりますから、これなら10時間プリントしてもそう気になりませんよね。
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