MacBook Proの新型が先日行われたWWDCで発表されるかの?と言う半々の予想を裏切って、昨年11月にリリースしたばかりなのにThunderbolt(USB-C)ポートはThunderbolt 2から4ポート全てThunderbolt 3にグレードアップするなど、昨年末にTouch Bar搭載のMacBook Proがリリースされた時は見送ったMacBookユーザーも今回は購入してみようかと言うスペックになっており、買い換えた時に問題になるのが周辺機器です。
今回、USB-AからUSB-Cにコネクタ形状が変わりましたので、変換アダプタを購入するか、HUBを購入するか、変換ケーブルを購入しないと今まで使っていた周辺機器は使い続ける事はできません。ですが電源アダプタだけはどうしようもありません。今回、電源アダプタもUSB-C端子になった為にMagSafe対応の電源アダプタは使用できなくなりました。ですが中にはあの便利なMagSafeがなくなるとは思わずにオフィス用、自宅用、持ち運び用と電源アダプタを3つも4つも買い揃えた人もいるでしょし、今回Touch Bar搭載のMacBook Proに乗り換えようと言うWindowsユーザーの方でも長年Windowsマシンを使っているだけにその電源アダプタはたくさんあるはずです。
もしそう言う電源アダプタが再利用できれば、高価な純正電源アダプタやUSB-C PD対応の電源アダプタを購入する事はいのですが、この「AnyWatt」は何と!!そう言う古い電源アダプタを使って最新のUSB-Cコネクタ採用のMac Book Proを充電する事ができるのです。
ではこの「AnyWatt」は何なのか?と言いますと、簡単に言うとUSB-C PD対応の充電コントローラーを内蔵した電源コンバーターになります。つまり接続したノートPCの電源アダプタの電圧にもよりますが、出力DC 15V / 16V /18.5V / 19V / 20Vと言った電源アダプタからの出力電圧を充電すUSB-C対応のスマートフォンやノートPCに合わせて3~6V / 5V / 9V / 12V / 15V / 20Vに変換して出力する事で古い使わない電源アダプタを使って充電が可能になります。
ただこの時の注意点はステップダウンコンバータを使用しているので電源アダプタ以上の電圧は出せないと言う事です。例えばMacBook付属の純正のMagSafe電源アダプタの出力は16.5Vですから9Vか12Vでの充電になりますので最大45Wでの充電になると言う事です。ですので、古い電源アダプタがどの様なものものでも何でも使えるのか?言うと多少の電圧の制約がありますが何でも使えると言って過言ではありません。
ですがノートPCの電源アダプタのコネクタって形状が一様じゃないよね!?と思った方は正解です。ほぼ多くWindowsノートPCは丸型コネクタ(DELLやPanasonic,SONY等)になるのですが、レノボは角形コネクタですし、MacBookは独自のMagSafeになります。ですので全てのコネクタにこの「AnyWatt」1個で対応できるわけではなく、持っていて余っているノートPCのコネクタの形状に合わせて2種類の中か選ぶ必要があります。
コネクタの種類は単純に形状に分けていて、丸型と四角型のコネクタがの両方が使用できるコネクタ、そしてMagSafeが使えるコネクタの2種類がラインナップされています。
ですが、電源アダプタも早々壊れるものではありませんし、PCを買い換えてあまり使わなくなったと言って電源アダプタまでも使い勝手が良い様に2個も3個も買い足せるほどみなさん余裕はないと思いますので、こう言う製品が今後出て来ると大いに助かりますよね。なお詳細については下記URLをご覧kださい。
https://www.kickstarter.com/projects/267104737/anywatt-smart-adapter-turn-any-cable-into-a-type-c
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