スピーカーの構造は銅線で作られたコイルに振動板(コーン紙)を取り付けてコイルに電流を流す事でコイルが電磁石となるコイルの周りに設置してある永久磁石と反発したり引き合ったっりする事で振動板が動き、振動板の周りにある空気を振動させる事で音を発生させています。ですからスピーカーを設計する上で円筒形に巻いたコイルの周りを永久磁石で取り囲むと言う構造は変えようがなくそれがスピーカーの小型化を阻んでいるのですが、最近ではピエゾ素子(圧電素子)と言う電圧を加えると反る性質を持った金属を使用したスピーカーが昔は電圧を加えてもピーピーと鳴る程度の機能しかなかったものが、最近では高性能化して来て1kHz付近から200kHzまでの音が出せる様になっており、音声(人の話す声の周波数はおそよ20Hz〜30kHzの間と言われています)を再生するのにも耐えられる様になって来ており、このカナル型!?ヘッドフォン「Hy」はこのピエゾスピーカーと骨伝導スピーカーを組み合わせ使用しています。
では何故?この「Hy」は2つのスピーカーを組み合わせたのか?それには理由があり、普通のスピーカーはコイルに電流を流して音を再生しますので音の強弱は流す電流に比例し流す電流が大きくなれば音は大きくなりますが、その分再生時間は減ります。かと言って再生時間を伸ばそうとバッテリーを増やすと今度は本体重量が重くなり耳への負担が増えますが、ピエゾスピーカーは電圧を加えるだけで鳴る為に流す電流は変わりませんし流す電流はほんのわずかです(ですから電池の持ちを良くする為におもちゃ等にはピエゾスピーカーが良く使われているのです)。そして音の大きさは電圧を加える時間で変化し、例えば荒っぽく説明すると周波数1kHzで1秒電圧を加えるのと2秒加えるのとでは2秒加えた方が聞こえる音は大きくなりますので、普通のコイルを使ったスピーカーに比べて非常に低消費電力なスピーカーですので、この「Hy」は何とこの大きさで12時間もの連続再生時間を実現しています。
またピエゾスピーカーは前述した様に1kHz付近から上の周波数しか再生できませんからそれ以下の低音域の再生ができません。ですのでその低音域の再生を骨伝導スピーカーで補う事で(骨伝導は直接音波振動を骨に伝えて音を耳へ届けますので逆に周波数の高い音が伝達できません)、ダイレクトに骨を振動させてズンズンと言うドラムやベースの音をリアルに再現すると共にピエゾスピーカーと骨伝導スピーカーがそれぞれ再生するのにおいて苦手が周波数を補完する形で補い幅広い再生周波数を確保しています。
そしてまたこの「Hy」は非常にユニークな形状をしています。普通スピーカーは円筒形をしていますが、ピエゾスピーカーは金属の板を張り合わせただけのスピーカーですので別に円形でなくとも鳴らすことができますから、この「Hy」はスピーカー部分は非常にユニークで洗濯バサミの様なピンの様な形状をしていて耳の穴の中に差し込むだけで、耳の穴に差し込む事で洗濯バサミの様なスピーカー部分は耳の穴の中で広がってしっかりと密着し、耳の内側の皮膚を通してダイレクトに骨を振動させて低音域を鼓膜へと伝達し、高音域は鼓膜付近まで入っているピエゾスピーカーがそのまま鼓膜を震わせます。
その上、「Hy」のスピーカー部分は今までのスピーカーの様に大きく嵩張る事はないので、マイクの他に赤外線を使用した体温計を搭載しており、ハンズフリー通話やボイスコントロールができるばかりか、体温の監視や記録と言った事までこの「Hy」1つでできる様になっています。
更にはカナル型イヤホンの様に完全に耳を塞ぐ訳ではありませんので、オープンエアーのヘッドフォンの様に外の音も自然に入って来る様になっていますし、もし周りのノイズが大きい場合はボディー部分に入っているノイズキャンセリング用のマイクが周囲の音を拾って30dBと言う静けさにまで周囲の雑音を取り除いてくれます。
なお「Hy」はBluetoothヘッドフォンとなり1つでも使用できますが、左右ペアになったものも用意されていますので、詳細については下記URLをご覧ください
https://igg.me/at/thirdskinhy/x/7929074
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