”今までに自転車の盗難に合った事はありますか？”と言う質問をすると一体どれくらいの人数の方が”ある”と答えたかご存知ですか？様々な調査結果がありますが最低でも2割の人が”ある”と答えており、それは鍵をかけ忘れたやかけて忘れていて盗まれたと言う回答も含まれていますが、ちゃんと駐輪場に駐車して鍵をかけていたにも関わらず盗まれているものが殆どで、そのどれもが鍵が役に立っていない事を物語ります。
　では戻って来る確率はどうなのかと言いますと、価格の高い高価なマウンテンバイクやロードバイクと呼ばれているジャンルの自転車は5%にも満たないとの事ですので、しっかりとした絶対に解錠できない鍵が必要になって来るのですが、ここで有効なのがワイヤー状と言うタイプの鍵で、自転車のタイヤの回転をロックするだけの鍵ですと持ち上げれば持ち去る事は可能ですが、ワイヤー状の様に地面に固定されている建物や構造物であればワイヤー状をカットするか自転車そのものを分解ないし破壊しない限り持ち去る事は不可能です。

　そんなワイヤー状をユーザーの立場に立って作られたのがこの「tex—lock」です。

　では、どう言うところがユーザー目線で作られているのかと言いますと、頑丈な切れないワイヤー錠はと言うと切れない硬い素材を使っていますから必然的に金属で作ることになりますが、金属で作るとなると必然的に重さが重くなる上に自転車に巻きつけておくとワイヤーと車体が擦れて自転車の塗装が剥げて来たり、振動でフレームとワイヤー錠がぶつかり合って車体が変形して来たりと言う事が起こりいくら頑丈で合っても使いたくなくない要素の方が上になり使いたくなくなるものですが、この「tex—lock」はケプラー繊維の様な耐火性、耐切削性のある繊維を使用し、更にその繊維を使って編み込まれたワイヤーを繊維の走行方向を変えて5層構造にして編み込んでいる為にどの方向からでも切れませからグラインダーを使おうと大きなボルトカッターを使おうと同じで、鋼鉄でできたU字ロック以上に強靭です。

　更にこの「tex—lock」で使用されている繊維は消防服に使われている繊維と同じ様に耐火性、耐熱性のある繊維で織られていますから火で炙れば燃えるには燃えますが、焦げる程度で燃えて切れると言う事はありません。

　そしていくらケーブルが良くてもケーブルをロックする為の鍵は普通に売られている南京錠では南京錠をボルトカッターで切られてしまったら終わりです。ですから南京錠の方もボルトカッターやグラインダーと言った切断道具で切る事ができない様にシャックルと言うUの字の形状をした引っ掛ける部品部分は直径10mmの鋼鉄を使っている上にシャックルを覆う様にシャックルを切断道具から保護する様に鋼鉄製のカバーで覆いをして切断されにくくしている上に、もう1つ用意されているU字ロックの方は南京錠より更に頑丈で直径12mmのシャックルで切断に辛い様に作られています。

　そして何よりも「tex—lock」で嬉しいのはワイヤーそのもの重さは1mあたり350gとすごく軽く、この「tex—lock」は南京錠と合わせても1kgもしませんから軽い上にワイヤーは柔らかくよく曲がる小さくまとめる事もできますし、付属のマグネット・サドルマウントを使えば走行中は磁力でしっかりとサドルの下にぶら下がっていますから車体のフレームに巻きつけて擦れて車体を傷つけてしまう心配もありません。

　そんな「tex—lock」は長さが3種類S,M,XLとあり、Sサイズには南京錠、MとXLサイズにはU字ロックが付属しますので詳細については下記URLをご覧下さい
　
https://www.kickstarter.com/projects/tex-lock/texlock-the-bike-lock-made-of-high-tech-textiles

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