いつかはスキューバダイビングライセンスを取得してダイビングを思いっきり楽しみたいと思ってはいても、機材を揃えたりその後の機材のメンテナンスやその他諸々の費用の事を考えると、なかなかその第一歩が踏み出せないと言う方は決して少なくはないと思います。と言いますのもダイビング用の機材を一式最初から揃えるだけで最低でも10万円以上の出費は覚悟しなければいけませんし、ちょっと良い物をと思うとあっという間に20万、30万円と出費はかさみ、それに加えてライセンスの取得費用が初期費用として加算されます。そして機材も買っただけでは済まされず、潜る度にタンクを借りるか、エアーを詰めてもらうかしなければならないので潜るのにも毎回費用が発生しますし、機材も潜った後は毎回、真水で良く洗い流して乾かすのはもちろんのこと、たまにはオーバーホールしてメンテナンスしてやらないといけません。そしてもし、自分でオーバーホールできないのであればショップにオーバーホールに出してやってもらわなければならない等、意外と出費の嵩む趣味でもあるのです。
ところが今回紹介する「AirBuddy」は最初に「AirBuddy」を買ってしまえば機材のメンテナンスはレギュレータくらいしかなく、タンクにエアーを詰める事もありませんから、何時でも何処でも好きな時に好きな場所で潜る事ができるダイビング補助器具なのです。
では何故?ダイビング補助器具なのか?それはこの「AirBuddy」が海面に浮かぶ本体に内蔵されたコンプレッサーが圧縮空気をホースを通じてダイバーのレギュレータへ送ると言う紐付きな潜水道具だからです。ですが、バッテリーでモーターを回して大気中の空気に圧力をかけてホースに送り込みそれをダイバーが吸って呼吸しますのでタンクを背負う必要もありませんし、ウェットスーツを着用しなくても気軽に水着のまま潜る事だってできるのです。
しかもその潜水可能時間は最大45分、しかも潜水可能な深度は12mとかなり深くまで潜る事ができますので、今までシュノーケリングで2〜3mまで潜ったらすぐに海面の上がって来なければならなかった様な方でも「AirBuddy」があればじっくりと海底の様子を観察する事ができます。
更に潜り始めるのに必要な準備時間はたった2分!!「AirBuddy」本体とBCDをホースで接続し、レギュレータをBCDに接続すればもう潜れる準備は完了です。後はダイビングポイントまで移動してBCDを背負ってマスクを被り、「AirBuddy」のスイッチをONにしてレギュレータを口に加えてエアーが来ていて呼吸できるのを確かめれば、すぐに潜る事ができますので、本当に手軽にダイビングを楽しむ事ができるのです。
また「AirBuddy」にはバディーと二人で潜ると言うオプションとして1つの「AirBuddy」を二人でシェアして潜る事ができると言うセットも用意されており、この場合潜れる時間45分に変わりはありませんが潜れる震度は6mまでとなります。
その他にスペアバッテリーもオプションで用意されており、45分のダイビングでは物足りないと言う方は2本、3本と潜る事は可能ですが、深い場所に長時間潜ると潜水病にかかり確率も上がりますので、水深1〜2mの場所を遊覧するのであれば問題ありませんが、もっと深く潜りたいと言う方はCライセンを取得しに行って、正しい潜水の知識を身につけルカ、独学でもいいのでしっかり勉強をしダイビングコンピュータを身につけて潜られる事をオススメします。
なお「AirBuddy」の詳細につきましては下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/divingeasier/airbuddy-explore-the-underwater-with-tankless-dive
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