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室内を一切汚す事なく野菜や草花を育てる事ができる18Lペール缶を使った植物栽培システム「GroBucket」

 マンションで草花を育てると言うのはかなりハードルが高いと言う事実にマンションに住んでみて初めて分かったと言う方は多いと思います。と言いますと、分譲マンションですとベランダやバルコニーの床が防水処理されていてベランダの床を洗い流したり、何か洗い物をする為にちっちゃな水栓がついているマンションもあるのですが、賃貸となるとそう言う設備があるマンションを探す方が難しく、例えばベランダで家庭菜園を始めたりすると、まず大変なのが水やりで、ジョウロやバケツに水をキッチンや洗面台やお風呂場で入れてからわざわざ運んで毎日水やりをしなければいけませんし、水をやったらやったでプランターの底から水に混じって土が毎回流出して来ますので、水受けを置いていたとしてもベランダが土で汚れたりするのは避けられず、これまたベランダを掃除するのが大変です。

 ですがこの「GroBucket」があれば、少なくとも水やりした際の土の流出はなくなりますので、ベランダの掃除の必要性はなくなり、しかも室内でも野菜や植物を育てる事ができるのです。


 その理由はこの「GroBucket」で使用する植木鉢は普通の植木鉢ではなく、塗料やオイル等が入っている18Lのペール缶を再利用する事を前提にしているからです。もちろんバケツとして市販されているプラスチックの18Lペール缶を購入して来ても大丈夫です。
 そしてペール缶は当然ですが、底に穴が空いていませんので、水が流出する事がありませんから、水やりをした時に余分な水と共に土が流失する事もありませんから、この「GroBucket」を使えば、周囲を汚す事がないのです。

 ですがここで草花を育てたことがある方なら水が抜けないなら底に水が溜まって根腐れするじゃないの!!と思われると思いますが、「GroBucket」は”どんぶり鉢”をひっくり返した様な形をしていて底には多数のスリットと1本の長い筒が底から伸びています。そしてペール缶に「GroBucket」を入れて土を被せるとちょうど底に空間が生まれます。そして「GroBucket」から伸びた筒を使って水を入れると水は底にたまりますし、水がどれくらい底に溜まっているかは釣りの時に使用する”ウキ”の様な”フロートスティック”に刻まれた目盛がどれくらい筒から出ているかでわかりますので、気をつけて水を入れれば「GroBucket」以上に水が上に上がって来る事はありませんので、植物の根がドップリと24時間ずっと水に浸かっていると言う事はありませんので、根腐れが防止できると言うわけです。

 更に「GroBucket」はペール缶の底を全て覆っているわけではありませんので「GroBucket」とペール缶の隙間には土が入ります。そして「GroBucket」から滲み出た水はその隙間に入った土を通ってサイホン現象で上がって行き適度に土を湿らせて植物に水をやると言うわけです。

 ですから我々がやる事は植物の上から毎日水をかけるのではなく、フロートスティックの水位を見つつ水を補給するだけですので、水やりの回数もグッと減りますし、2,3日の小旅行であれば留守中の水やりを気にする事なく出かける事ができますので、旅行好きな方にも最適なガーデニンググッズと言えます。

 また”irrigation kit”と言ってプラスチックのペール缶を複数繋いで(穴を開けて繋げる必要がありますが)どれか1つのペール缶で水やりをすれば他のペール缶に自動的に水を送って水を共有できるシステムも用意されていますので、詳細については下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/1942221820/you-dont-need-a-green-thumb-you-just-need-the-grob-0

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