今もっとも普及している3Dプリンターと言えばFDM方式(Fused Deposition Modeling / 熱溶解積層法)の3Dプリンターですが、このFDM方式のプリンターに関する特許が切れてFDM方式の3Dプリンターの価格も5年前に比べてば技術革新やFDM方式の3Dプリンターに使用される部品の量産効果もあって劇的に下がってはいますが、それでもちょっとお小遣いで買うにはまだまだ高価ですし、もし買って使えなかったらと思うとちょっと手が出辛いものですが、今回紹介するFDM方式の3Dプリンターは何と驚異の$200を切った$$159と言う、ニンテンドーSwitchよりも遥かに安いニンテンドー3DSを購入するのとほぼ変わらないため、ゲーム機を購入するなら3Dプリンターなんてどう?と子供にも薦めやすい価格です。
※発送はアメリカ国内のみで日本へのダイレクト発送は行っておりませんので、代行業者に仲介してもらうかアメリカに住んでいる家族・親戚・友人に代理で受け取ってもらう必要があります。
さてこの「Monoprice Mini Delta」はデルタ型と呼ばれるジャンルのFDM方式を採用した3Dプリンターとなり”パラレルリンク機構”と言って3本のアームを上下させてヘッドを移動させるのでXYZ軸方式の3Dプリンターと比較してヘッドの移動スピードが早いのが一番のメリットです。ヘッドの移動スピードが早いと言う事はそれだけ造形時間の短縮にも繋がります。またベッドと言って造形物を乗せておく土台が動きませんのでベッドの移動による振動で造形物が変形すると言った事がありませんので品質の高い造形が可能で、何と言っても背の高い造形物を作るのが得意です。
これはデルタ型3Dプリンターの形状が影響しているのですが、XYZ軸方式の3Dプリンターの場合、背の高い物を造形しようとするとフレームを高くしなければならない上にフレームが四角なので剛性を出そうとすると今度はフレームを太くしないと剛性が出ませんので大きくすればする程、フレームにかかる費用が嵩張ります。一方デルタ型は基本フレームが三角形なので四角形よりも遥かに剛性が強く持ち運んでもフレームが歪むと言う事がありませんし、大きくするのも縦のフレーム3本を長くするだけで、フレームの太さを太くする必要もありませんので非常に安価に大きくできるメリットがあります。
ですからこの「Monoprice Mini Delta」は直径120mm×高さ120mmと言うかなり大きな物を造形できるのにも関わらず価格は$159と信じられないくらい安いのです。
その他の主要なスペックとして造形物の品質を左右する解像度はXY軸方向の解像度が12.5μm、Z軸方向が5μmとかなり細かく造形できるのがわかると思います。
またこの価格なのにヒーターベッド(ヘッド温度:50℃〜100℃)を搭載していますのでPLAだけではなく熱収縮の大きいABS樹脂での造形も可能になっています。
また造形方法はSDカードにSTLファイルを直接保存して「Monoprice Mini Delta」に差し込んで造形するか、USB接続したPCで”Simplify3D”を使用しての造形になります。このあたりの汎用性は他の3Dプリンターに比べると低いのですが、価格と造形サイズを天秤にかければ、これくらいの使用環境の制限くらいは許容範囲ではないでしょうか?
なお「Monoprice Mini Delta」について詳しくお知りになりたい方は下記URLをご覧ください。
https://igg.me/at/mpmini3dprinter/x/7929074
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