最近のキャリーケースやスーツケースがどの様に進化しているのかみなさんご存じでしょうか?
一昔前、と言っても2,3年前はBluetoothを使ってキャリーケースの盗難を防止するだけの機能しか持たなかったキャリーケースも、GPSを搭載してBluetoothやWiFiを利用してより詳しい位置情報を追跡できる様になり、今ではIoTの利用の広がりもありLTE回線を使った通信モジュールを搭載し世界中どこにいても自分のキャリーケースの居場所をリアルタイムで追跡できる様になりました。
そして今、キャリーケースは人混みを避けて自走してオーナーに後を追随したり、GPSを利用して移動位置を指定してやれば、自ら周囲の状況を判断して無人で移動できる様なレベルにまで行っており、もう空港でいくつものスーツケースに翻弄されながら移動する時代ではありません。
そして今回紹介するキャリーケース「DASuitcase」は、その様な高機能な自走したり位置を追跡したりする機能はありませんが、今冬の様に雪で飛行機が飛ばなくて空港で何日も空港に足止めされた時に役に立つちょっと変わったキャリーケースをご紹介致します。
それではこのキャリーケース「DASuitcase」はどの様なキャリーケースなのかと言いますと、ズバリ!!ベッドになるのです。
このキャリーケースは中に長方形のエアバッグが収納されており、「DASuitcase」に内蔵されているファンをONする事で一気にたった15秒でエアバッグが膨らみ200cm×70cm×高さ30cmのシングルのエアベッドになるのです!!(エアーは抜けますが8時間は快適に寝る事ができる様に設計されています)
ですから前述した様に空港で足止めをされてしまった様な場合、本当なら硬い空港のベンチで横になるか、冷たいコンクリートの床の上に航空会社や空港から貸与されたマットを敷いて身体が痛いなぁ〜と思いながら寝辛い夜を過ごさなければならないのですが、この「DASuitcase」を持っている事で簡易のエアベットではありますが、空港のベンチや床よりは快適に一夜を過ごす事ができます。
更にこの「DASuitcase」はホテルでも大活躍です。例えば小さな子どもがよく暴れるのでベッドから落ちないか気が気ではないと言う方であれば、ベッドサイドにこの「DASuitcase」をひっつけて置いておけばもしベッドから子どもが落ちそうになってもこの「DASuitcase」が受けてくれますし、部屋が空いてなくて無理してツインルームに3人宿泊した様な場合でもこの「DASuitcase」があれば床やソファーの上で溢れた1人が寝るよりはマシです。
また病院でも病院が許可してくれるなら、あの硬くてとても一晩以上過ごすのは無理んば病院の簡易ベッドで寝なくても済みますし、エアベッドなので昼間は「DASuitcase」の中に収納しておき夜だけ膨らませてベッドにする事ができますので、付き添いも楽になります。
ところで、この「DASuitcase」はベッドになる事は分かったけど、キャリーとして荷物は詰める事はできないの?と思われた方はご安心下さい。エアバッグや送風用のファン、バッテリーはキャリーバッグの半分しか占めておらず半分は空いていますので、その空いた部分に着替えやアメニティーと言ったものを収納する事ができるのですが、その量は同じ大きさの半分なので、ちょっと長期出張や旅行には向いていませんが、夏場の衣類が少ない時期でしたら2,3日分の下着やシャツ程度なら大丈夫です。
また、ベッドはキャリーの中に納められているだけなので、ベッドが不要な旅行の場合はベッドだけ抜いて、逆にベッドが必要でキャリーが不要な時は、ベッドだけ持って旅行に出かける事も可能ですので、このちょっと変わったキャリーが気になられた方は下記URLをご覧下さい。
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