今回紹介する「Aryzon」はAR(Augmented Reality:拡張現実)が楽しめる世界初のカードボード(ダンボールで作られたヘッドマウントディスプレイ)です。
ARについては夏の夜空を見たりする際に実際の夜空(スマートフォンのカメラで捉えた夜空)に星座をマッピングする様なアプリケーションで既に体験済みかもしれませんが、実際の見える風景にコンピュータで作った映像を反映させるがARです。
つまり、今流行っているVR(Virtual Reality : バーチャルリアリティ)は100%コンピュータで作った風景を見せているのに対してARは実際に見えている風景にコンピューターで作った映像を重ねていますのでVRとは全く違います。例えば具体的な例を挙げるならば、VRは全く違う世界を見せる事ができますので自宅にいながらディズニーランドの中を歩いている様な体験ができますが、ARでは自分の家のリビングルームのソファーにミッキーマウスを座らせる事はできますが、ディズニーランドの中を熱き回る事はできない、と言った違いがあります。
そしてこの「Aryzon」はMicrosoftの最新デバイスで”HoloLens”と同じ様に今実際にいる場所に立体的な奥行き、厚み、臨場感のある物や人物、乗り物と言ったありとあらゆる物を登場させる事ができます。
では実際に「Aryzon」ではどの様な仕組みを使って現実の風景にCGを投影しているのかと言いますと、”HoloLens”ではメルヘットのシェードの様な部分に映像を投影して現実世界にCGを溶け込ませていますが、この「Aryzon」では映像を見る為のキーアイテムの1つがマジックミラーです。目線の前に斜め45度に貼られたマグックミラーによって、マジックミラー越しに周りの景色はちょっとスモークがかかっていますが、はっきりと見る事ができます。
そしてそのマジックミラーにはスマートフォンのタッチパネル(モニター)が映し出す映像が反射ミラーで反射されて投影されますので「Aryzon」を覗き込んでいる本人としては実際のいつもよく見る周りの風景にスマートフォンの画面が映し出す映像が重なり、まるで今いる場所にスマートフォンで描き出された風景が重ね合わさって実際では見えないものが見える様な感覚に陥らせるのがこの「Aryzon」です。
では何故、「Aryzon」はスマートフォンのカメラで捉えた映像にCGを重ね合わせた画像を見せようとはしなかったのか?と言う疑問が残りますが、おそらくiPhone7 Plusの様に遠近両用のヂュアルレンズにすれば簡単に周囲の風景も奥行きを持たせて立体化できたでしょうが、1枚の画像をちょっとズラして2枚の画像を作成しそれにCGを重ね合わすにはちょっとスマートトフォンの能力が足りないと判断したのでしょうが、それがかえって多少古いスマートフォンでもARを楽しむ事ができる要因担っているはずです。
しかも重ね合わせる画像も、むやみに登場させてて重ね合わせているわけではありません。「Aryzon」に差し込んだスマートのカメラで実際の周囲の風景を撮影し解析して、例えばデスクが部屋の中にあるならばそのデスクの上にちゃんと乗っているかの様に合成し、椅子があればまるで実際に椅子に座っているかの様に合成します。
ですから、カードボードだからと言っておもちゃに毛が生えた様なものではなく本格的な”HoloLens”に負けないAR体験ができるのがこの「Aryzon」で、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/aryzon/aryzon-3d-augmented-reality-for-every-smartphone
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