1980年代の頃のキーボードと比べると今のキーボードは薄くて軽く、しかもオールプラスチックで使い辛なぁ~と思いつつも選択肢は別にないからと昔を懐かしみつつも現状を受け入れておられると言う方はこの世の中には少なからずおられます。
特に日本ではNECが発売したPC-9801シリーズやPC-8801シリーズがオフィス用PCやホビー用PCとしてシェアを持っていたのでこれらPCに使われていたキーボードが使い易かったと思う方も多いかと思います。
昔のキーボードはキーストローク(キーが沈み込む距離)が長く、キーも重かったので指先に力を入れてキーを押し込まないとキー入力する事ができませんでしたが、キーをキートップの上に置いておいてもキーが指の重さで沈み込む事はなかったのでキーの上に指を置いておいても平気でした。
ところが最近のキーはキーが軽く、少ない力でキー入力する事はできるのですが、キーボードのキーの上に指を置けば簡単にキーが入ってしまう為に中途半端に腕をキーボードの上で空中で静止させておかないといけませんので、長時間キーを打ち続けると昔は感じた事のない腕の怠さと言うものを感じます。
と言う様に両者一長一短はあるにせよ、昔のキーボードがよかった!!と思われている方に、フルカスタマイズできる昔ながらの99キーキーボード「Kira Mechanical Keyboard」をご紹介致します。
この「Kira Mechanical Keyboard」のモデルになっているキーボードは1970年代や1980年代にメインフレームと呼ばれていた大型コンピュータに使われていたキーボードで、IBM Mシリーズの初期の頃のキーボードの様にフレームはアルミ(IBM Mシリーズは確かスチール…)で作られており、非常にしっかりとしている上に既にこの時点で重力がありますので、多少キーを強く叩いてもキーボードが移動する様な事はなくドッシリと構えています。
ただ中身は最新のキーボードで、インタフェースはUSB-Cを採用しており、最新のiMacやMacBook Proでももちろん使用する事ができます。
そしてキーは設定用のアプリケーションを使う事でキーマップを簡単に入れ替える事ができますので、特にキーの割り当てを変える事ができない様なゲームにおいては自分の打ちやすい位置にキーを並べ直す事ができますのでとても有利ですし、LEDを内蔵していますのでキー1つ1つのバックカラーを変える事で暗い部屋でも色分けでキーの位置が特定できたりと、ゲーマーの方にはゲーミング用キーボードとして十分ご利用頂けます。
またキートップ(キー)には独自に開発した”Hako Switch(True 押下圧:95g / Clear 押下圧:75g / Violet 押下圧:50g)”の他にゲーム用キーボードのキートップとして最もメジャーなCherry MXシリーズからBrown, Blueそして最近、性能が良いと評判になって来たKaihua Speed Copper,Box RedそしてNovelkeys Box Pale Blue, Royals Purpleと言ったキーから好みで選ぶ事ができますので、是非自分のキータッチのフィーリングと合ったキーを選んで最高のキーボードに仕上げて下さい。
なお詳細につきましては下記URLにてご確認下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/lekashman/kira-mechanical-keyboard
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