みなさんは山や海、湖や川と言った場所に出かけた際に何かを調理して食べると言う事があるかと思いますが、その際に使う調理器具がもっと軽くコンパクトになれば、もっとハイキングやトレッキングに出かけた際にも温かい食べ物が食べられ、そして温かい飲み物を飲む事ができるのにと思った事はありませんか?
例えばアウトドアで使うガスで調理する場合、ガスバーナーにガスボンベ(これが一番重い)、そして鍋やフライパンを持って行く必要があります。一方これが炭やチャコール等の燃料を使うとなると、燃料そのものもそれなりの量を持って行かないといけませんし、地面の上で直火で火を起こすのは危ないので、何からしらの容器が必要になります。
その他に固形燃料をたくさん持って行くと言う手もありますが、火を出すものは風が強いとすぐに消えてしまいますし、何と言っても火を出す事によって周囲の可燃物(枯れ草等)に燃え移ったらそれこそ大惨事になりかねません。
そこで今回はバッテリーで動くフライパンから段階的に鍋の様に背の高い容器にまで、用途に合わせて形状を変化させる事のできる「Morphcooker」をご紹介致します。
ところでバッテリーで加熱できると聞いて、ちょっと詳しい方であれば首を傾げられる事でしょう。
今ではバッテリーと言えばモバイルバッテリーを想像されるかと思いますが、その出力電圧は5Vで電流は最大でも3A程度で、それを加味しても最大出力は15Wと、一般的な電気ケトル(ポット)の1000Wと比べるとかなり非力なのでお湯を沸かす事ができるの?と思われるかもしれません。
ところがこの「Morphcooker」に付属のバッテリーは3.7Vのセル(電池)を8個直列にし、それを2セット並列に繋いで、最大29.6V10Aの出力を出せる様に設計してあるのです。つまり最大出力は約300W程度になりますから、1000Wの電気ポットには遙かに及びませんが、それでもお湯程度は沸かせる様な気がしますよね。
現にこの「Morphcooker」では”Solo(Single)”と”Family(Deluxe)”の2種類の商品が用意されているのですが、前者のSoloでコップ1杯(180ml)の水を沸騰させるのに4分、後者のFamilyで2分で湧かす事が実際にできます。
そしてバッテリー容量は5,200mAhあり、Lowモードで最大100℃に加熱でき、連続して100℃を52分間キープする事ができます。また、Midモードでは150℃で39分、Highモードで200℃で26分の連続加熱ができますので、少人数でちょっと何か1,2品調理するのなら十分なスペックではないでしょうか?
また「Morphcooker」は縦横がそれぞれ20cmで側壁が蛇腹構造をしたシリコンで作られており、折り畳んだ状態での厚みはたったの1.8cm、そして最大に側壁を伸ばすと8.4cmの深さの鍋になりますので、お湯を沸かして麺を茹でるだとか、ご飯を炊くと言った事も不可能ではありません。
また鍋そのもの重さは取っ手と合わせてたった400gしかなく、取っ手は取り外して携帯する事ができますので、バックパックの片隅に入れて持って行くのには最適です。またバッテリーは鍋の倍の750gもの重さがありますが、ガスバーナーとボンベ、そして鍋を持って行く事を思えば重さも占有する体積も少なく、しかも火事を出す心配も一切ないのが良いですよね。
また、”Solo”と”Family”の違いは火力の違いもあるのですが、ホットサンドが作れる様なプレス用プレートや、シリコン製の蓋がついています。
そしてラインアップとしては「Morphcooker」にプラスしてバッテリーとバッテリーの充電器、そしてケースが基本セットになっているのですが、それにプラスして予備バッテリーがセットになったものや、晴天時なら7時間でバッテリー1本をフル充電可能なソーラーパネルがセットになったものも用意されていますので、詳細につきましては下記URLをご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/1103525718/morphcooker-the-all-in-one-electric-camp-stove
https://igg.me/at/morphcooker/x/7929074
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