スパイスを使う際に細かく挽く(ミルする)ためのミルと言う調理器具がありますが、ミルを使うと既に粉状にしたものと比べて例えばペッパー(コショウ)であれば、圧倒的に挽き立ての方が香りが強く、そして粒状の実が直接空気と触れている訳ではないので酸化が進んでおらずペッパーが持つ独特の爽快感とでも言うべきテイストをこちらも非常に強く感じる事ができます。
また粗さを調整できるミルであれば混ぜるものであれば粉状にすれば均一に混ざりますし、トッピングする様なものであれば粗く挽いた方が味が風味が際立ちます。
そんな挽き方を何と10段階にも変える事ができる塩用のミル「Moulin Salt Mill」をご紹介致します。
10段階に粗さ調整
さてこの「Moulin Salt Mill」は10段階で粗さが調整できるのですが、一般に市販されている塩用のミルはどれくらいの段階に粗さを調整できるかと言うと少ないもので2段階、多い物で5〜6段階で、スーパーの点灯で見かけるプラスチックケースの中にスパイスが入っている状態で売られているミルはたいてい1段階です。
そうした中で10段階に粗さを調整できるこの「Moulin Salt Mill」はまさに特異で、特に市販されている精製塩の様にパウダー状から、塩漬けしたりする際に用いる粗塩よりももっと粗くこの「Moulin Salt Mill」は挽き分ける事ができるのですが、1番魅力的なのはパウダー状に挽く事ができると言う所です。
一般的なミルは例えば味付けの為に最後に塩をふる、調理する為に魚や肉に塩をふると言った特に使用しますので、スープに塩を足したりする様な際には別にパウダー状の精製塩を使いますが、この「Moulin Salt Mill」を使えばそう言うパウダー状にも挽く事ができますので、料理によって塩を分けている様な場合は別ですが、数種類の塩をストックしておく必要はありません。
5mm以上の塊の塩も使用可能
そして一般的なミルは塩の粒の大きさが2〜5mmの岩塩やクリスタルソルトなどの湿り気のない塩を推奨しています。
ですが、世界中には様々な塩があり、ピンク岩塩や海塩と言った湿り気のある塩も中にはあり、この「Moulin Salt Mill」はそう言った湿り気のある塩はもちろんですが、容器に入って市販されていると言う条件はありますが5mm以上の塩の塊でも楽々と挽く事ができますので、言い換えればサイズの制限なくソルトフリーでお気に入りの塩を好みの粗さに挽いて使用する事ができる唯一のソルトミルと言っても過言ではありません。
分解清掃が可能
また天然塩の場合、精製塩とは違って様々なものが入り交じっていますので、たまにミル中にグラインダが引っ掛かると言う事もありますし、不純物がミルの中に残ると言う事もあります。
そう言う時に一般的に市販されているミルは分解して清掃すると言う概念がありませんので分解はできれも後から組立が酷かったりするのですが、そう言った点においてこの「Moulin Salt Mill」は分解清掃する事を前提に設計されており綺麗に分解できるだけでなく、清掃後の組立時に部品パーツが多すぎてどこにどのパーツがはまるんだっけ?と言う様な事にならない様に非常にシンプルに作られていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/moulin-salt/moulin-salt
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