バックパックは重心が下がれば下がるほど、身体から遠くなればなる程、その重量以上の負荷が身体に重くのしかかり、疲れを倍増されたり、身体のあちこちに支障を来します。
ですからバックパックはできるだけ、バックパックに取り付けてある肩ベルトのバックパックとの付け根(接続部分)が肩に近くなる様に背負うのがコツで、そうする事でバックパックの重心位置が身体に近くなり身体にかかる負担も最小限に抑える事ができます。
そして今回紹介しますバックパック「THE WPRT MODULAR PACK」肩ベルトに工夫を施す事でチェストストラップだけでしかっかりと肩に食い込んで後ろにズレない様になっていますので、持ち歩くのが非常に楽なバックパックになります。
では肩ベルトが前述した様な位置からずれる、つまりバックパックの重みでバックパックが下がってしまうと、後ろからバックパックを引っ張られているかの様な力が働いてバックパックがとても重くなります。
その為に後ろにズレるのを防止する為の肩ベルト同士を繋ぐ胸の部分にあるチェストストラップと腰でもガッチリと支えるウエストベルトの両方が登山用のバックパックには付属しておりバックパックを一番負担の少ない状態で背負う事ができるのですが、一般的なバックパックにはチェストストラップはあってもウエストベルトまであるものはデザインの面もあるのでしょうがついているものはほぼありません。
そこでこの「THE WPRT MODULAR PACK」では肩ベルトをただの布製のベルトにするのではなく、Cの字になったパーツをベルトの中に挿入する事でガッチリと肩を羽交い締めする様な格好で肩にフィットさせ、肩ベルトが後ろにズリ落ちるのを防止した事によってバックパックが重量以上に重く感じるのを防止しするだけでなく、バックパックが跳ねてボディーブローの様に腰に打ち付けるのも防止しています。
そして背負いやすさだけがこの「THE WPRT MODULAR PACK」の特徴ではありません。この「THE WPRT MODULAR PACK」はトップ部分を紙袋の様にクルクルと巻いて折り畳む事ができ、内容量を5L分拡張する事ができるのです。
つまり荷物が少ない時はクルクルと巻き込む事でバックパックはコンパクトになりますし、広げた状態にする事で5L分の荷物が更に詰め込めます。
そして口の部分の開閉はジッパーになっているのですが、巻き込む事で完全に中に折り込まれてしまいますので盗難防止にもなっていますし、ベルトで折り曲げた部分はしっかりと固定できる様にもなっているので安心です。
そしてこの「THE WPRT MODULAR PACK」にはもう1つ、バックパックの中に入りきらない荷物をバックパックの外にぶら下げておくと言う機能も持っています。
その為に荷物を固定する為のベルトをはじめ、様々なバッグも用意されています。そしてこれらバッグは外のフックに引っ掛けて持ち歩く事ができる様になっており脱着も容易で、カメラバックからジムに行く為のウェア類を入れるスポーツバッグ、そして小さなものを分類して入れる事ができる小型のポーチ、そして大きなものはベルトでこの「THE WPRT MODULAR PACK」に取り付けられる様になっていたりもしますので非常に使い勝手の良いバックパックになっております。
そんなバラエティーに富んだオプションのバッグ類、そして「THE WPRT MODULAR PACK」に関しては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/blackember/the-modern-waterproof-rolltop-backpack-redefined
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