モノには何でも色がついていますが、みなさんが見ている黒色って実際は黒色ではないってご存じでしたか?
よく絵を描いたり、何かモノを塗装する時に黒色のインクを使用しますが、リアルな黒色のインクは光を反射しませんので本当にブラックホールの様に、どこまでもその暗闇の中に引き込まれて行く様な印象を受けるはずなのですが、実際のところその黒が光を反射して見える様では、本当の黒ではありません。
そこで今回は可視光と言って、様は光を98〜99%吸収してしまうアクリル塗料「blackest black」をご紹介致します。
色ってなに?
みなさんは色って一体何なのか考えた事はありますか?
光は赤、青、緑の色で構成され、その3つの色の混ざり具合で色が表現されるのは誰もが知っていますが、おそらくこの混ぜると言う概念が、色の見え方の捉え方を阻害しています。
例えば赤く熟れたトマトが目の前にあったとします。この時トマトは何故、赤色に見えるのかと言いますと、光の成分の赤色だけをトマトの皮が反射し、後の青や緑成分は吸収していますので赤色に見えるのです。
つまり、トマトの皮で反射された赤色の光りが目に入って来るので、赤色に見え、これが真っ暗な室内だと赤いトマトも黒か、黒に近い赤にしか見えない事からも、光を反射して赤色に見えている事がわかります。
そして塗料も同じで、本当の黒と言うのは光を何も反射せず吸収してしまいますので、本当の黒と言うのはじっと見つめるとその黒色の中に吸い込まれる様な錯覚に陥ります。
ブラックホールの様な黒
そしてこの「blackest black」はリアルに98〜99%の光を吸収していますので、本当の黒を表現したアート作品を作りたいと言う方には、まさにピッタリなアクリル塗料です。
またアクリル塗料とは言っても水性のアクリル塗料で、無害な上に水で塗料をのばして使う事もできますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/culturehustle/the-blackest-black-paint-in-the-world-black-30
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