”起き上がり小法師”と言う幼児玩具でもあり、古くから日本に伝わる民芸品をみなさんはご存じでしょうか?
この”起き上がり小法師”は文字通り、倒しても倒しても元の状態に戻って真っ直ぐに立つ人形の事で、不撓不屈の精神を象徴しているとも言われているものですが、幼児には触ると暫くは揺れているけれどもまた元に位置に戻ると言う反復動作が非常に面白いのだそうです。
そして近年では2年ほど前に流行したハンドスピナー等のフィジェットツール同様に倒しても元に戻ると言う単純動作がリラックスしつつ集中力をアップする効果があると言う事で注目されており、今回はそんな起き上がり小法師の様に押しても突いても垂直に迫り立つボールペン「Hoverpen」をご紹介致します。
不思議な程にペン立ての中心に立つ「Hoverpen」
この「Hoverpen」は磁力によって垂直に立っているのですが、不思議なのがペンをペン立ての中心からずらして置いても最終的には中心位置に移動して真っ直ぐ立つと言う原理です。
周囲の4本の柱の様になっている突起も磁化されてはいるのでしょうが、アルミやチタン合金製で磁化されない金属で作られたボールペンがどちらにも引きつけられずに中心にそり立つ様子は本当に不思議です。
ただペンキャップが磁力で脱着できる事からペン先には磁石がキャップかペン本体側のどちらかに内蔵されていますので、ペンスタンドと引き合って立っているのでしょうか?
と言う様な事を深く掘り下げて考えてみるのも面白いものです。
交換用インクも多彩なラインナップ
そしてこの「Hoverpen」に使われているインクも非常に珍しいスイス製の”クロス”と言うメーカーのリフィルインクが使われています。
このインクはインクトップのプラスチックキャップにネジが切ってあり、ボールペンにネジ止めする様になっている非常に変わったボールペンで、色は黒と青と赤の3種類だけなのですが、字の太さ(ボール径)はB(太字)1.3mm、M(中字)1.0mm、F(細字)0.8mmと豊富に3種類も用意されているのです。
しかもリフィルインクは大手ECショップでも簡単に購入可能なので安心です。
またペン本体はアルミ製はパールグレイ、ミッドナイトブルー、ローズゴールド、オニキシーブラックの4色で、チタン合金製はシャイニングシルバー、ラバグレイの2色でiPhoneを意識したカラーバリエーションとなっていますので、iMacの横にインテリアとして飾っておくのも良いのではないでしょうか?
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/487565953/hoverpen-the-executive-pen-that-defies-gravity
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