絵を描いたり、ラインを引いたり、文字を書いたりする時に単一の色で描くのではなくグラデーション処理(色を徐々に変化させて行く手法)する事で、華やかに演出する事ができますが、自分の手でグラデーションをかけるとなると水彩絵の具ならまだしも、ペンを使ってグラデーションをかけるのはかなり難しく、ましてや文字に綺麗なグラデーションをかけると言うのは素人では無理です。
と言いますのもグラデーションは色の変わり目で色が混ざる為にどうしても色の混ざった部分は色が重なって濃くなる為にどうしても黒に近い色になってしまいます。それを手作業で表現しようとすると元となる色は徐々に薄くして行ってやり、新しい色をその薄く描いた部分に重ねる様に徐々に濃くしながら上塗りしていかなければなりません。
その為にまだベタに塗るのであればペン先の太いマーカーなら紙に当てるペン先の角度を変えたりする事で多少は濃淡を調整する事ができるのですが、文字を描く様なペン先の細いマーカーでは色に濃淡をつけると言う事がほぼ困難です。
ですが今回紹介します「Chameleon Fineliners」ならそんなグラデーションさせながら文字を書く、ラインを引くと言う事が意図も簡単に誰にでもできてしまうのです。
新たな色のインクを吸わせてグラデーション
さて、今回紹介します「Chameleon Fineliners」は極細ペンなのですが、同様の色を混ぜてグラデーションラインを引く事ができるペン先の太いペイント用の”Chameleon”シリーズは既に市販化されており、ベースになるペンに違う色のペン先を接触させてインクを吸わせる事でインクの層を作り、2色、3色と新たな色を吸わせる事で何色もの色のグラデーション表現を行う事ができるのが、この”Chameleon”ペンで、インクを吸わせてもインクが混じったりしない所にポイントがあります。
そしてこの「Chameleon Fineliners」もその性能は受け継いでおり、吸わせたインクは混ざったりする事なく最後に吸わせたインクから順番にアウトプットして行くのです。
そしhてこの「Chameleon Fineliners」ではペン先が0.3mmと細くペン先同士を接触させてインクを吸わせると言う作業が大変で、またペン先が細くインクを吸い取るスピードも遅い為に、キャップの方にインクボトルがあり、キャップをつけるだけでインクを吸わせる事ができますので、キャップをして暫く放置しておけば勝手にインクは吸ってくれており手間がかからないのがとても便利です。
色のブレンドは1000パターン
そしてこの「Chameleon Fineliners」には既に市販されている”Chameleon”シリーズ同様に48色が用意されていますので、その色の組み合わせは2色を混ぜ合わせるだけでも1000パターンもあり、どのカラー同士を混ぜるのか迷ってしまいます。
またペンは色の組み合わせて12色、24色、48色と3つのタイプが用意されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
この記事へのコメントはありません。