8ミリカメラって入れてみなさんは一体どう言うカメラを想像しますか?
デジタルカメラやスマートフォンの普及で平成や令和世代の方はテープ式のビデオカメラはおろか、それ以前のフィルム式のビデオカメラなんて全く知らないでしょうら、8ミリカメラと言われてもピンと来ないかもしれませんが、8ミリカメラと言うのは幅が8ミリのフィルムを使用した事から8ミリカメラと言われて、そのドラム状の巻き取られたフィルムは、現像と言う作業を経て、映写機にかけてから初めて映像を確認する事が可能でした。
ですから今の様に撮影した映像をすぐに予備させて確認できた訳ではなかったので、撮影に失敗した事を撮影者が認識しなければ撮影に失敗した映像しか残りませんでしたので、成功も失敗も両方、記録として残す事ができましたので、違う見方をすれば味わいのある映像を撮影する事ができたのです。
そして今回は、そんな8ミリカメラで撮影された映像を連想する事が可能な「FRAGMENT 8 Body」をご紹介致します。
外見は8ミリカメラ、でも中身は…..
- 1/3 inch CCD sensor
- 720p HD resolution
- Built-in viewfinder
- 9 or 24 frames per second
- JPG or MP4(H.264) or GIF output
- F/2.0 with a 4-element lens
ではこの「FRAGMENT 8 Body」は一体どう言うカメラなのかと言いますと、レンズにはF2.0の1/3インチCCDを搭載した720pHDの解像度でSDカードに撮影した映像を記録する事のできる今時のメモリーカメラです。
ただ少し違うのは8ミリフィルムが16フレーム/秒(16枚の絵で1秒の動画を構成すると言う意味)なのに対してこの「FRAGMENT 8 Body」では9fpsないし24fpsと言うフレームレートで撮影できる事です。
つまり、今のスマートフォンの動画撮影は30fpsや60fpsで滑らかな映像を撮影できるのに対して9fpsと言うには非常にカクカクとしたヌルッとした映像になる事から昭和っぽさを醸し出す8ミリライクな映像を撮影する事ができる様になっています。
また撮影は8ミリカメラを踏襲してモニターではなくファインダーを覗いて撮影すると言う方式を取っているのもポイントです。
3つの幻想的なフィルター
そしてこの「FRAGMENT 8 Body」には3種類のフィルターが付属しており、3種類のフィルターは下記の通りです。
Kaleidoscope Six Lens : 万華鏡のようなカラフルな写真を撮ります。
Star Filter : 光の点を4方向へ伸びる光の線へと変更します。
Radial Filter : ラジアル視覚効果と言って炎の様に光が揺れる様な絵へと変換します。
またこの他に17mmのレンズマウンも装備しており、スマートフォン向けの17mmマウントの魚眼レンズや広角レンズを使っての撮影も行う事が可能です。
GIFアニメの撮影も可能
そしてこの「FRAGMENT 8 Body」は簡単に永久ループ再生するgifアニメーションを簡単に撮影する事ができます。
基本的にGIFアニメーションを撮影しようとするとアプリ等を使って動画を切り出し、編集加工作業を行わなければいけませんが、この「FRAGMENT 8 Body」を使えば撮影するだけでGIFアニメーションに変換してくれますので、動画撮影が苦手と言う方にはとてもオススメです。
また動画ではなく静止画をjpegファイルとして保存する事も可能です。
フィルムの代わりにレンズを収納
そしてまた、この「FRAGMENT 8 Body」では8ミリカメラであれば元々フィルムを入れるホルダーであった場所にレンズや回転式のレンズマウントを収納しておく事ができますので、持ち運びに便利ですし、コンパートメントにはまだ若干の余裕があり追加でフィルターやレンズも入れて持ち歩く事もできますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLにて詳細はご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/fragment8/slice-of-life-fragment-8-retro-camera
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