みなさんはダイソンの”スーパーソニック”と言うヘアドライヤーはご存じでしょうか?
髪の毛の80〜85%はタンパク質から出来ていますので、60℃以上に加熱すると熱変性を起こして”傷む”と言う状態を引き起こします。
そこで熱を加えて水分を蒸発させると言うドライヤーの概念を2.4m³/分(スーパーソニックがリリースされるまでのドライヤーは風量の多いものでも1.5m³/分〜1.8m³/分)と言う圧倒的な風量で髪に残った水分を吹き飛ばす事で髪を乾かす言う様に変化させ、現在では他社のドライヤーもダイソンに習い2.0m³/分以上の大風量のドライヤーをラインアップに、実際現在売れている殆どのドライヤーがこう言った大風量のドライヤーです。
ただ、ダイソンの現行モデルの”スーパーソニック/イオニック”は5万円以上もしますので気軽に誰もが使えるヘアドライヤーではありません。そこで今回は$50前後で同様の性能を持ったヘアドライヤー「MIDRY」をご紹介致します。
ジェットエンジンの様なノズル
さてこの「MIDRY」はダイソンの”スーパーソニック”の様にハンドル部分に最大22,000rpmと言う超高速で回転するブラシレスモーターを内蔵し、その高速回転のファンが生み出す風をジェット機のエンジンを思い起こさせる様なエンジン本体に送り込んで噴射する様になっています。
ダイソンの”スーパーソニック”も同じ様な中央が空洞になった構造をしていますが、この真ん中が空洞になった構造は風を真っ直ぐにより遠くまで届く様にと考えられた構造です。
ただそれ以上にこの「MIDRY」の様にジェット機のエンジンの構造の方に似せた空気を圧縮してヒーターで風を温めて送り出すと言う方が回転数の遅いファンでも真っ直ぐより遠くまで大量の空気を送り出す事ができますので、風量的には”スーパーソニック”には若干負けていますが、”スーパーソニック”に内臓されているファンが最大110,000rpmと、この「MIDRY」の5倍の回転スピードで回るのに対して1/5のスピードでも同じだけの風量が出せており、このモーターこそがコストを抑える上で需要な役割を果たしているのです。
マイナスイオンで髪を保護
そしてこの「MIDRY」では温風と共に200万/cm³ものマイナスイオンを同時に噴射する能力を持っています。
このあたりはパナソニックの”ナノケアシリーズ”のドライヤーを使っておられる方であれば実感されていると思いますが、乾いた髪がしっとりとしていると思います。
これはマイナスイオン(パナソニックはナノイー)には水分が含まれており、その水分を含んだマイナスイオンが髪の毛一本一本を包み込みますので、乾いた髪がしっとりとするのです。
更にマイナスイオンは、ドライヤーから出される風と髪との摩擦で起こる静電気で髪が絡みつくのも防止しますので、仕上がりはサラサラで、ブラシで解く必要はありません。
風量は固定で設定温度は3つ
そしてこの「MIDRY」は風量は固定で温度調整のみが可能になっており、Lowモードが65℃、MIDモードが85℃、HIGHモードが120℃になっており、電源ボタン横のLEDが青→オレンジ→赤と変化する事で視覚的に温度が分かる様になっています。
また消費電力は最大で1200Wで色はブラックとホワイトの2色が用意されていますので、興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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