スマートウォッチが登場した頃はバッテリーの持ちが悪く毎日何度も充電しなければなりませんでしたが、今のスマートウォッチは最低でも1日はバッテリー56が持ち、昼間にスマートウォッチを外して充電しなくてはならないと言う事はほぼありません。
ただ実際のところ、バッテリーの持ちは1日なんて所ではなく、2〜3日充電しなくても大丈夫なスマートウォッチが出て来たりもしています。
これはバッテリーが高密度化、高容量化したと言うよりは個々の電子部品やディスプレイの消費電力が抑えられた結果、総合的に単位時間あたりの消費電力が低下した結果です。
ただ普通の人は帰宅したら腕時計を外して充電しますし、朝スッキリと起きられなくて、睡眠をしっかり取れているのか調べたいと言う方以外はさすがに寝る時はスマートウォッチを外されるでしょうから、その分余った電力を何とワイヤレスイヤホンに使おうとしたスマートウォッチ「Wearbuds Pro」を今回はご紹介致します。
押したら飛び出るワイヤレスイヤホン
このスマートウォッチ「Wearbuds Pro」の1番の特徴はスマートウォッチにワイヤレスイヤホンが内蔵されていると言う点です。
しかもワイヤレスイヤホンはプルアウト、プッシュアウト方式を取っており、ワイヤレスイヤホンをスマートウォッチ「Wearbuds Pro」から取り出す際にはワイヤレスイヤホンの頭を少しスマートウォッチ内部に向けて押し込めばワイヤレスイヤホンはポップアップして出て来ますので、摘まんで取り出して耳の穴に差し込むだけです。
また戻す時も同じ様にワイヤレスイヤホンを「Wearbuds Pro」に戻して軽く押し込めばカチッとロックされて、激しい運動をしようが何をしようが外れませんので、耳にかけていなくても安心です。
また通話や音楽再生等はワイヤレスイヤホンのヘッド部分はタッチセンサーが内蔵されており、通話時はオンフック/オフフック、そしてサウンド再生時は再生/停止の他、タップの仕方で曲送りや曲戻し、そしてボリュームの調整もできる様になっています。
しかもワイヤレスイヤホンそのものの連続再生時間は5.5時間と非常に長く、スマートウォッチ内のバッテリーで充電すれば最大で15時間も再生する事ができます。
見た目だけじゃない、音にも拘りが
そしてこの「Wearbuds Pro」はただスマートウオッチにワイヤレスイヤホンが内蔵されているだけではありません。
スピーカーにはフルレンジ再生が可能なグラフェンスピーカーを採用し、その事が大容量のバッテリーを搭載しなおかつ5.5時間と言う非常に長い連続再生時間にも繋がっているのですが、それにプラスしてBluetooth5にapt-Xプロファイルを採用するなど、ハイレゾ音源の再生にも対応し、サウンドへの拘りを垣間見る事ができます。
更にcVcノイズキャンセルも搭載するなど、ただハンズフリー通話する為のワイヤレスイヤホンなのではなく、静かな空間を作り出し、最高の音質でサウンドを楽しむと言う工夫も加えられています。
スマートウォッチとしてはアクティブトラッキングに限定
次に「Wearbuds Pro」のスマートウォッチとしての機能ですが、これは残念ながらAppleWatchの様に豊富ではなく、どちあかと言いますとアクティブトラッキング機能に特化しています。
ですからこの「Wearbuds Pro」で取得・表示できるのは心拍センサーによる心拍数と、モーションセンサーが得た1日の歩行歩数、距離、時間、消費カロリー
、上った階数と限定的です。
ただ、ハード的にはアルミ合金による金属ボディーにマット仕上げを行い、ディスプレイ部分には硬度7Hのゴリラガラスを採用するなど、当てたり擦ったりと言う事もスマートフォンよりは多い腕時計なのでその辺の強度・剛性もしっかりと考えられて作りとなっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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