キャンプ場の様な場所では全ての道具を持って行かなければなりませんので、できるだけ荷物の量を減らす工夫が施された道具がたくさんあります。
例えば器は何枚もの器をコンパクトに重ねて持ち運べる様になっていたり、テーブルも天板や足が折り畳めコンパクトに出来る様になっていたりと、とりあえず小さくコンパクトに収納でき、持ち運びの際の負担や手間を減らす工夫が随所になされています。
その中でもカラトリーと言って箸、スプーン、フォーク、ナイフと言った食べる際に必要な道具は、日常でもお弁当と一緒に持って行ったりと言う事も考えて様々な工夫が施されたものがたくさんあります。
そこで今回は切ると言った所まで出来るオールインワン・カラトリー「EATI」をご紹介致します。
ケースがまな板に
この「EATI」は、ベースはスプーンで、スプーンの先は先割れスプーンの様に尖っていてフォークと同じ様に食材を刺して使う事ができる様になっている他、柄の部分がナイフになっていて切る事ができる様になっているほか、持ち運びに使うボタンで袋状に止まるプラスチック製のケースは大きく広げるとまな板として使用できる様になっているのです。
ですからこの「EATI」が1本あれば、調理から食べるまでこの「EATI」1本で全てをこなす事ができますし、長さも190mmと菜箸と比べると短いのですが、フライパンや鍋の中に入れた食材をかき混ぜたり取り出したりと言う事にも使えますので、これら調理時に使う包丁はもちろんのこと、菜箸やヘラ、スプーンやフォーク、そしてまな板も持って行かずに済むので、その分だけでも荷物が減るほか、洗い物も少なくて済みます。
またハイキングに持って行った様な場合はお弁当を食べる際に使えるのはもちろんのこと、お弁当の後にリンゴ等をその場で剥いて食べたりと言う様な用途にも使えますし、もちろん毎日職場や学校に持って行くお弁当と一緒に持っていけば、こちらもフレッシュなフルーツをその場で切って食べる事ができます。
チタン製だから衛生的
そしてこの「EATI」はチタン合金で作られています。
チタン合金と言うと固くて強いと言うイメージはみなさんお持ちかと思いますが、チタン合金と言うのはバクテリアや微生物や細菌の繁殖を抑える効果もあるのです。
チタンが空気にさらされると、チタン原子の極薄層が酸素と相互作用して、二酸化チタン(チタニア)のナノコーティングを作成します。 光にさらされたチタニアベースのナノコンポジットは、微生物の増殖を防ぐのに非常に効果的なので、調理後に食事に使うと言った使い回しする事で起こりそうな食中毒などもある程度防ぐ事ができるのです。
また「EATI」はたくさんまとめて投資する方がボリューム割引が高くなっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/septemstudio/eati-titanium-multi-utensil
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