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ペットボトルを使い超エコに手軽に、オリジナル調合の塗料を使えるスプレーアートシステム「SPRAY」

スプレーアートってみなさんはご存じですか?
スプレーアートは読んで字のごとしで、塗料のスプレー缶だけを使ってシャッターや壁と言った様な場所に描くアートの事で、これには塗る面積にもよりますが、相当な数のスプレー缶が必要ですし、色数が増えれば増えるだけスプレー缶の数は増えますし、予備のスプレー缶も含めると1つの作品を作り上げるのに相当な費用がかかるのもスプレーアートです。

それを安価に仕上げるにはスプレーガンを使うのが1番ですし、自分で塗料の調合も出来て市販スプレーにはない色も出す事ができるのですが、スプレーガンを使うにはコンプレッサーが必要ですし、それにプラスして電源や発電機も必要となる上にエアホースがつきまといますので、スプレー缶の様な自在さはありません。

そこで今回は、スプレー缶の良さとスプレーガンの自由さとを兼ね備えたスプレーアートシステム「SPRAY」をご紹介致します。


ペットボトルスプレー


さて、この「SPRAY」の最大の特徴は何と言ってもペットボトルを塗料の容器、そしてスプレー缶に変身させると言うアイデアです。
ペットボトルスプレーと言えば掃除用に水を噴射させるペットボトルに取り付けるスプレーノズルが100円均一ショップやホームセンターと言った場所で手に入りますが、あれば水をストレートに、または霧状に噴霧する為のもので塗料を均一に噴射する様には作られていません。

一方この「SPRAY」は、炭酸飲料の入っていた耐圧のペットボトルを使うと言う点は水を噴射するペットボトルスプレーと同じなのですが、ボディーはステンレス鋼で作られて、加圧は最大60psi(4.2kg/cm2)と一般的な自転車のタイヤの1.5倍にまで加圧する事で、スプレー缶と変わらない細かな霧状の塗料を円形に均一に噴射する事ができる能力を備えています。

またペットボトルを利用する事で容器代がかからないだけでなく、一度にたくさん塗料を調合して一定期間は保存しておく事ができますので、1つの作品で色合いが途中から変わったりと言うことも防げますし、何より飲み終わったペットボトルを再利用して使えますのでエコな上に容器をわざわざ買わなくて良くお財布にもエコだと言えます。


ハンドポンプ


次にこの「SPRAY」での加圧は、掃除用の水を噴射するペットボトルスプレー同様にハンドポンプです。
よってハンドルを前後させてペットボトル内の空気を加圧しなければいけませんので1日に何十本と加圧する様な場合、かなり疲れるかと思いますが、現地に電源がなくエアコンプレッサーが使えないと言う様な事を思えば、どの様な場所でも手動式のポンプでしたら使えますし、圧力ゲージに付属しいますので加圧し過ぎでペットボトルを破裂させて塗料まみれになると言った様なアクシデントも防止する事ができます。

また、圧力を一定にして入れる事で塗料の噴射ムラを防ぐ事ができ、ある程度慣れてくれば感覚で圧力が下がって来た事が手から得られる感触で分かりますので、更に塗料の噴射ムラを抑える事ができます。


塗料がセットに


また「SPRAY」はスプレーヘッドと加圧用ポンプに加えて、塗料がセットになっており、セットされる内容はバリエーションによって変化します。
最も安価なセットではピンク色のパウダー状の溶かして使う塗料が付属する他、BLK3.0と言う漆黒塗料や白色塗料、蛍光塗料と言ったものが付属するバリエーションがいくつも用意されていますので詳細につきましては下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/culturehustle/spray-the-everlasting-artist-eco-spray-paint-system

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