チェスは西洋の将棋とも言われ遊び方は将棋とよく似ており、各駒の進み方、移動の仕方にはそれぞれ違いがあり、将棋は使った駒を自分の持ち駒として使えるのに対してチェスは一度盤面から取り除かれた駒は再使用できず、盤上のキングを先に取った方が勝ちとなります。
またチェスは取った駒は再利用できない為、将棋よりも簡単と言われていますが、それでもチェスも将棋もプレイした事がない方には難しい事は変わりませんし、日本では将棋よりもチェスをされる方は少なくチェスに興味を持っても近くで相手を探すのは難しく、子どもさんがチェスに興味を持って教えて欲しいと言われても、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールして渡すくらいしかありません。
そこで今回は親子で、友達同士で、一緒になってチェスを学ぶ事ができるチェスボード「ChessUp」をご紹介致します。
カラーで移動可能先を明示
さて、このチェスボード「ChessUp」の特徴はボードが駒を認識し、そして駒に触るとその駒が進める場所を指し示す機能を搭載している事です。
例えばクイーンは移動方向は縦横斜め、途中に駒がいない限り盤上をどこへでも移動する事がで、ルークは将棋で言えば飛車と同じで縦横方向に何マスでも進め、ビショップは将棋の角と同じで斜め方向に何マスも進めます。
またこの他にナイト、ポーン、キングと言う3つの駒がありますが、キングは将棋の”王将”と同じでナイトとポーンはちょっと変わった動きをする駒です。
と言う様に駒の種類は6種類しかありませんので、駒の動き(進み方)を覚えたとしても案外苦労せずに覚える事ができますが、駒をどの様に動かして行けばいかに素早く確実に相手のキングを取る事ができると言うのかはある程度、ゲームをプレイした上で身に着けて行かなければなりませんし、そこは先生があった方が早く覚えられます。
ですからこの「ChessUp」では駒に触れた瞬間、ボードが光り触っている駒がどの方向にどれだけのマス動けるのかと言う事を実際に光って教えてくれますし、教えてくれるのは進む方向だけではなく何とどこに進めば良いのかと色別でも教えてくれ、例えば緑で指し示させる場所は”移動して大丈夫”、青は”そんなにはオススメ出来ないけど、進む事は可能”、そして赤は”絶対にダメ”と言う風に駒に触った瞬間に盤上のLEDを点灯させて知らせてくれますので、まさにこの「ChessUp」はチェスの先生とでも言うべき存在です。
またレベルに応じて表示する色は変える事ができ、ノーアシストでは移動できる場所のみを紫で指し示すだけでグリーンやレッドでの支援はありません。
Stockfish AIがサポート
またこの「ChessUp」ではチェスのAIエンジンではとても有名な”Stockfish AI”を搭載しており、駒の移動をサポートしてくれます。
例えば相手が相当なチェスの熟練者であった場合、互角に戦える様に”Stockfish AI”がサポートしてくれますし、また根性で勝ちたいと言う方には進む方向だけ明示してもらえる様にすると言った設定に変えると言う事も可能ですが、”Stockfish AI”を搭載したチェスボードはチェスの学習にも対戦にも大いに役立ちます。
棋譜の自動メモリーとアプリによる解説も
そしてまたこの「ChessUp」はBluetoothでスマートフォンと接続出来る様になっており、スマートフォン連携させておいた場合は「ChessUp」で打った駒の順番、動く方向、つまり棋譜を全て記録して保存しておくと言う方法も持っています。
また取得した棋譜データを元に解析して、本来どう動けば勝てたのか、どう動けばよかったのかを教えてくれる機能も持っていますのでただ淡々と自分で考えて駒を進めているのとは違い早く上達する事は間違いありませんので、もしこれからチェスを始めてみたいと言う様な方で興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/bryghtlabs/chessup-level-up-your-chess-game
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