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円も三角形も描く事ができるだけでなく、直線は1mmの狂いもなく正確に引く事が出来るマルチ直定規「Re-ruler」

みなさんは学生の頃に授業で円や半円を描いたり、三角形を描いたりする時に筆箱の中に分度器やコンパス、三角定規が入っていなくて困った経験はありませんか?

そう言う時にいつも入れている直定規で円が描けたり、三角形が描けたりするといいなぁと思うのは誰も同じで、実際にそう言うマルチに様々な図形を描く事のできる定規がいくつもステーショナリーショップに行くと店等に並べられており、どれが1番便利なのか迷う所でもあります。

ですが残念ながら今回紹介する「Re-ruler」はマルチ定規の中でも別格的な存在で、大きさも自由に変えられるのが特徴です。


直角三角形状の直定規


この「Re-ruler」は両端の半円形のパーツを外すとセンチ目盛の直定規とインチ目盛の直定規を分離でき、この直定規は2つの連結のさせ方ができます。
1つは目盛と反対側の背中同士を合わせる”Parallel Mode”で、この直定規部分は元々断面が直角三角形になっており、斜め上から定規を見下ろした時に目盛も斜めを向いていますので、真っ直ぐに目盛を直視する事ができますので、非常に目盛の読みやすい定規となっています。
そのため、ミリ単位で線を引くような時は目盛を見る方向で1mmとまではいかないにしても多少は長くなったり短くなったりするのですが、この「Re-ruler」は直定規の傾斜のおかげで目盛がとても見易くそう言ったズレを極力少なくする事ができます。

そしてもう1つは”Double Mode”で、2つの直定規を連結させる事で長さ30cmの直定規にも変身するのですが、元々直定規の端から目盛が打ってありますので端から長さを計測したり線を描いたりするのですが、2本を繋げても目盛の読み通りに正確に長さを計測したり直線を引いたりする事ができます。
ただ1本はインチ目盛なので、長さ15cm以上の線を引く時のみ始点側をインチ目盛にして連結させて使うと言う面倒な部分はありますが、長尺の直定規を持ち歩かなくても30cmもの線を一回で歪まずに描けると言うのは何とも有難いものです。


直角が描ける”Corner Mode”


そして次に紹介するのが2本の直定規を使った”Corner Mode”です。
この”Corner Mode”は正確に90°の直角を描く事ができるモードになり、樹脂製の定規ですと定規への力の入れ方等で直角に当てがった樹脂製の定規がほんの少し変形したりして正確に90°ではなく1〜2°曲がったり、定規の押さえ方で曲がったりと言う事があるのですが、この「Re-ruler」はアルミ合金と言う事と2本の直定規が直角にT型に連結・結合する様になっていますので、直角を描いている間に定規がズレて直線が波線になったり、角度が1〜2°浅かったり、深かったりと言う事はなく正確に90°の直角を描く事ができます。


三角形を書く時に便利な分度器


として2本の直定規2本を固定している両端の半円形をパーツを組み合わせる事で、30、45、60、90の角度を持った線を描く事が出来るのですが、2つの半円パーツを組み合わせるとちょうど中心部分に穴が空いている状態になりますので、この穴の中心とラインの端を合わせる事で正確な三角形や四角形、多角形を描く事ができます。


任意の直径の円や半円が描けるコンパスにも


そしてこの「Re-ruler」が最も便利で、他のマルチ定規と違うのは任意の長さ(とは言っても直径14cm程度まで)の円を描く事ができる事です。
他のマルチ定規の中にもコンパスの様に使えて円を描けるものがあるのですが、定規上に開けられた穴2ヶ所に鉛筆やシャープペンシルの先端を差し込んで円を描きますので、何センチと言う単位や5mm単位の円は描けても6.4cmと言う様な中途半端な円は描けません。
ですがこの「Re-ruler」では直定規に固定できる矢印の様なスライダーを取り付ける事で任意の長さを円を描く事ができますし、コンパスの様に円を描いている間に足が閉じて始点と終点がズレると言った様な事も起こりません。

またスライダーを使えばスライダーの矢印の先端部分を目盛にピッタリと合わせる事でより正確な直線を描く事ができますので、ミリ単位の精度が求められる図面を引いたりと言った場合にも便利ですので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLにて詳細はご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/antdesign/re-ruler-one-ruler-to-rule-them-all

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