その昔、スマートフォンのモニターサイズが4インチクラスであった時はスマートフォンを持った手を巧みに動かしてスマートフォンを操作する事ができましたが、その後スマートフォンの画面サイズが大きくなるにつれて片手での操作がし辛くなり、その操作のし辛さを解消するスマホリングの様な片手操作をサポートするガジェットが多く登場しました。
ですがそう言ったガジェットはスマートフォンの裏面に直接であったりケースに貼り付けますので今度はスマートフォンにほぼ標準で搭載される様になって来たワイヤレス充電機能を妨害しますので、使い勝手を取るのかワイヤレス充電を取るのかと言った選択を迫られる様になりました。
そこでイタチゴッコの様に片手持ちでの操作も、ワイヤレス充電も出来るスマホケースが登場したりしていますが、これはこれでケースの選択の自由を奪う事になっています。
そこで今回は、まさかと思える様な身近にあるものでスマホの使い勝手を劇的に改善させた「Silicone Phone Strap」をご紹介致します。
シリコン製のベルトをケースに貼り付けるだけなんて
ではその身近にあるものとは何かと言うとシリコン製の平麺の様なベルトです。
この「Silicone Phone Strap」の様に1本のベルトの様な状態で売られているのはあまり見かけませんが、輪ゴムの様に輪っか状になったものは2段式のお弁当箱をまとめる為に付属していたり、何かをまとめる為の輪ゴムやゴムベルト代わりに使われる事が多く、100円均一ショップなどでも見かけるものです。
そんなシリコン製のベルトをこの「Silicone Phone Strap」ではスマートフォンケースの裏面からグルッと一周回して来て、ちょうど良いテンション、引っ張り感が感じられるポイントを見つけて内側に貼り付けるだけです。
そして親指以外の指を「Silicone Phone Strap」とスマートフォンケースの間に滑り込ませて持つだけで劇的にスマートフォンのホールド感は向上し、6インチクラスのモニターを搭載したスマートフォンでも昔のモニターが小さかったスマートフォンの時と同じ様に親指を自由に動かして操作できますし、いずれかの指が「Silicone Phone Strap」に挟まっていればスマートフォンを落とす事はありませんし、やり方によっては指にストラップを引っ掛けて持つなんて持ち方も出来ます。
ワイヤレス充電ももちろん可能
次に懸念となっているワイヤレス充電に関してもこの「Silicone Phone Strap」はシリコンで出来ており磁場を遮ったりはしませんので当然、ワイヤレス充電の邪魔はしません。
逆にMagSafe対応ではないiPhone11以前のワイヤレス充電に対応したiPhoneやAndroidスマートフォンにQiワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーを使って充電する様な際にホルダー的な役割を果たしてくれますので、安定したワイヤレス充電が行えます。
スマートフォンでの撮影も楽に
更に「Silicone Phone Strap」は大きなスマートフォンで自撮りをしたりする際にホールド感が高いのでシャッターを押すのもとても楽に出来る様になります。
またzoomなどでビデオチャットする様な場合でも近くにペットボトルやビンなどがあればシリコン製のストラップを伸ばしてペットボトルやビンに引っ掛ければそれらボトルやビンをスタンドとして流用したりする事も出来たりして、スマートフォンの使い勝手を劇的に良くします。
また昔のスマートフォンはストラップを引っ掛けられる様な穴が設けられており、ストラップをつけて首からぶら下げられたり出来ましたが、今のスマートフォンではそう言った事が全く出来なくなっています。
ですが、”Modular Phone Sling”と言う肩掛けベルトとセットになったバリエーションを選択する事でこのベルトを「Silicone Phone Strap」に引っ掛けて肩から斜めがけする事ができ、ポケットのない衣服を着て出かけると言った際にはスマートフォンを手に持たなくて良く便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/loops/silicone-phone-strap-and-modular-sling
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