今や家電製品、電化製品の多くがWiFiやBluetoothでスマートフォンと繋がり、スマートフォンから操作する事ができる様になっていますが、これって逆に面倒だったりしませんか?
例えば1番多いのが照明ですが、ON/OFFは壁のスイッチで点灯させたり消灯させたりする事ができますが、明るさや色を変えたりしようとするとスマートフォンで専用のアプリを立ち上げて操作しなければならず、必ず手元にスマートフォンがある必要がありますし、今、すぐに操作したいと言う時にアプリがなかなか立ち上がらない、そしてアプリが立ち上がったとしてもなかなか接続されないとなると便利なのか不便なのか分かりません。
確かに壁のスイッチを入れに言ったり、リモコンを探したりと言った手間は省けますが、物理的にすぐに操作できるスイッチがあった方が便利なのではないでしょうか?
そこで今回はそう言ったIoT機器と繋がり、直接コントロールできるダイヤル型コントローラ「Flic Twist」をご紹介致します。
既存の規格+スマートホーム規格「Matter」に対応
今回紹介するダイヤル型コントローラー「Flic Twist」の1番の推しは、各社バラバラに設定している制御プロトコル、規格をほぼ網羅している点です。
そのバラバラな規格を統一すべく家電メーカーが揃って取り決めたのが”Matter”と言う規格ですが、この”Matter”の詳細はまだ公開されていませんが、今回紹介する「Flic Twist」はその規格にもいち早く対応する事を表明しているだけでなく規格の互換性のない規格にもほぼ対応しており、フィリップスのhueに対応した照明とサムスンのSmart Thingに対応した照明を混ぜてこの「Flic Twist」は混ぜて使う事ができます。
つまり従来は規格が違うからと、こちらのメーカーの照明の方が用途的にはこの部屋、この場所には合うのになと思っていても別々のアプリを使うのが面倒で統一せざるをえなかったものが、そう言った事を気にせず使える事になります。
操作は4パターン
今回紹介する「Flic Twist」は”Flic Hun mini”と言う板フェースを通して初めてWiFiやBluetoothで接続されたIoT機器を制御する事ができるのですが、「Flic Twist」には4つの操作方法が備わっています。
1つは中央のボタンをプッシュする操作、ダブルプッシュする操作、そしてダイヤルを回す操作に、中央のボタンをプッシュした状態でダイヤルを回す操作の4つになります。
またこの他にどこにどの様な機能を割り当てたのか覚えるのが大変ですが、ダイヤルを回す事で「Flic Twist」のLEDの点灯位置が変わるのですが、その点灯LEDの位置と中央のボタンのプッシュを細かく機能割り当てする事ができ、この位置ではリビングの照明をON、ここではOFF、こっちは廊下の照明をON、ここはOFF、そしてここでは1階の全ての照明をONと言う風に非常に細かく機能を割り当てる事ができますので、使い方に慣れれば非常に有能で便利なコントローラーであると言う事は言うまでもありません。
連携&連続調光
そしてこの「Flic Twist」の制御の仕方で面白いのが1つのダイヤル調光に複数の照明を割り当てる事ができる事です。
ダイヤルを3分割し3つのLEDバルブを割り当て順に3つのLEDバルブを調光点灯して行く事が可能なのでライティングダクトなどを使えば複数のLEDランプで早の明るさをその時のシチュエーションで変える事ができますし、真っ直ぐな廊下のダウンライトに使えば玄関は明るく、奥に行くに従って暗くと言った演出もできますので、色々工夫すると面白いかもしれませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/shortcutlabs/flic-twist-the-wireless-dial-for-your-smart-home
この記事へのコメントはありません。