MacBook ProやMacBook AirはM1チップ搭載のMacBook Proを除いて(X1 Pro/Maxチップ搭載の最新のMacは対象)2台以上のディスプレイを接続し、マルチディスプレイ環境で作業する事が可能で、USB-Cポートを4ポート備えたMacBook ProではそれぞれのUSB-Cコネクタにディスプレイを接続して、最大外付け4台、MacBook Proのモニター1台の合計5台のモニターを利用しマルチディスプレイ環境で作業する事が可能です。
ただ多くのUSB-CマルチハブはHDMIポートを複数備えていてもMacBook Proの1つのポートしか利用していないため、USB-Cとディスプレイは1:1の関係である必要がある事から複数のディスプレイを接続しても1つはMacBook Proのモニターをミラーリングさせた状態でしか利用する事はできません。
ですが今回紹介するUSB-Cマルチハブ「Multi-Display Dock」は何と最大3台のディスプレイを接続しMacBook Proのモニターと合わせて合計4台のモニターに別々のデスクトップを表示させて作業する事が可能なのです。
HDMI×3 DisplayPort×3
今回紹介する「Multi-Display Dock」には”13″-16″ 4K Multi-Display Docking Station (HD156) ”と”13″-14″ 4K Multi-Display Docking Station (HD134) ”と言う2つのバージョンが存在します。
HD156はディスプレイ出力を3つ備え、HD134はディスプレイポート出力を2ポート備えており、それぞれHDMIとDisplayPortコネクタが用意されており、HDMIがい塞がっているディスプレイであればDisplayPortを使って、それぞれ4Kで出力が可能となっています。
では何故この「Multi-Display Dock」は複数のディスプレイを使をそれぞれ別のデスクトップを表示させる事ができるのでしょうか?
それはこの「Multi-Display Dock」がMacBook ProのUSB-Cポートを2つないし3つ利用しているからで、つまりそれぞれのディスプレイ出力は各USB-Cポートと1:1で繋がる事でそれぞれ別のデスクトップを表示する事ができるのです。
なおHD156にはHD134にディスプレイ変換アダプタがマグネット吸着する様になっているだけで、右側のUSB-Cコネクタから出力されたDispayPort信号をHDMIないしDisplayPortに変換しています。
なおHD156が利用できるMacBookはM1 Pro & M1 Max MacBook Pro (2021)、MacBook Pro 16” (2019)、MacBook Pro 15” (2016-2019)で最大3台のディスプレイを接続する事ができ、HD154はMacBook Air (2018-2020, Intelモデル)、MacBook Pro 13” (2016-2019)、MacBook Pro 14” (2021)で利用する事ができます。
あsだsd
そしてUSB-Cマルチハブとしての機能として最大通信スピード5GbpsのUSB-Aポート×2、10GbpsのUSB-Aポート×1、そして最大通信スピード10GbpsのUSB-Cポート×2を備え、1GbpsのEthernetコネクタ、USB-C PD100Wに対応した給電専用のコネクタの他、UHS-Iに対応したSD/microSDカードリーダーを備えています。
なおMacBookの左側のUSB-Cコネクタのうち1つはUSB-C PD給電に、もう1つのUSB-CコネクタにUSB-AポートやSD/MicroSDカードリーダ、Eathernetコネクタが接続されますので複数のUSBやUSB-C接続のHDDを接続した場合はそれなりにデータの転送スピードは落ちますが、複数ディスプレイを使いたい方は複数の変換コネクタやアダプタを使わなくて済みます、デスク回りもスッキリと利用する事ができますので詳細をお知りになりたい方は下記URLをご覧ください。
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