外付けのwebカメラはノートPC内蔵のカメラよりは画質は良いとはいえ、基本的にはノートPCのモニターやデスクトップモニターの上に置く形での設置になりますので、あまり画角(写る範囲)をいじる事ができないので、バーチャル背景を利用できる様な場合は良いのですが、そうではない場合はカメラに写り込んでもらっては困るものは撤去したりと、web会議1つするにも結構手間がかかります。
そこで今回は、周囲の写っては困るものを撤去するのではなく、カメラ自身をズームさせる事で余分なものを排除できるWebカメラ「Rocware-RC08 Mini Video Soundbar」をご紹介致します。
ToFオートフォーカス
さて、今回紹介するwebカメラ「Rocware-RC08 Mini Video Soundbar」ではToFオートフォーカス機能が備えられています。
ToFは”Time Of Flight”の略称で、赤外線を使った距離計測の手法で、カメラでは一般的に被写体との距離を計測しピントを合わせるオートフォーカスに利用されており、レンズを動かしてレンズのボケがない位置を画像で判断するのではなく、赤外線を照射に跳ね返って来た赤外線を受信してフォーカスを合わせる方が早く正確でピントも瞬時に合わせるので本当にピントが合ってなかったのかも確認する暇もないくらい高速でピントを合わせてくれる手法です。
それによって従来は単焦点でカメラから少し遠ざかるとボケ気味だった自分の姿をデジタル4倍ズームと合わせて、ピッタリと余分なものを写さず撮影する事が可能です。
また画質で言えばこの「Rocware-RC08 Mini Video Soundbar」は360°回転させる事ができ設置しやすい場所で向けたい方向に向ける事が可能な1080P画質のwebカメラなのですが、360°向くだけでなく何と縦向きにする事ができるのです。
つまり通話相手の殆どがスマートフォンで縦向きで使っている場合、メンバーから送られたて来る画像も縦長になっていますから、そう言う点においてはこの「Rocware-RC08 Mini Video Soundbar」は相手に合わせる事も意図も簡単に行う事ができます。
2Wスピーカー
そして今回紹介するwebカメラ「Rocware-RC08 Mini Video Soundbar」の変わった所はスピーカーを内蔵している事です。
多くのwebカメラはPC側にスピーカーを搭載している事からマイクは内蔵されていてもスピーカーを内蔵する必要性がないので内蔵していないのですが、デスクトップPCの多くは逆に内蔵スピーカーを持ちませんので、webカメラにスピーカーが内蔵されていると外付けのスピーカーを取り付けずに済むので便利です。
またノートPCにおいても音響に力を入れたノートPCでしたら良いのですが、そうでないPCの場合は音割れしたり音が聞き取り辛かったりと何かと問題点がありますが、そう言う意味でサウンド性能に優れた2Wもの高出力なスピーカーを内蔵したこのカメラは貴重な存在です。
全方向カメラ+3Dノイズリダクション
そしてまたこの「Rocware-RC08 Mini Video Soundbar」に搭載されているマイクも非常に高性能で、何と画角は90°なのに対してマイクは全方向カメラを内蔵しているだけでなく、周囲の雑音を消し去ってくれるノイズリダクション(ノイズ除去)をマイクに搭載し相手にクリアな音声を届ける様にチューニングされているのですが、そのノイズリダクションも3Dノイズリダクションとリアリティー感のある、空間を感じ取る事ができる仕様となっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/roware/rocware-rc08-mini-video-soundbar
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