みなさんはフィルターを使って撮影した事はありますか?
今では画像処理ソフトで撮影後でも様々なエフェクトをかける事ができますのでフィルターを使わないと言う方もおられますが、フィルターを使う事でアプリでは絶対に作り出す事ができない、その状況、その環境でしか得るのできない奇蹟の1枚を撮影する事だって出来るのです。
そこで今回は、角型フィルターと円形フィルターを同時に使えるレンズマウント「Benro Aureole」をご紹介致します。
レンズにつけるのではなく、レンズがつけられるフィルター
一般的にカメラ用のフィルターと言うのはレンズに取付けて使用しますが、今回紹介する「Benro Aureole」はその逆で、フィルターそのものがレンズマウントになっており、レンズを取り付ける事ができる様になっているのです。
機能的には先にフィルターをかけても、レンズを通って来た映像に対してフィルターをかけても、PLフィルターやNDフィルターに限っては殆ど大差ありませんので、どちらでも効果は同じです。
ただ、撮影にあたってフィルターを使って撮影する対象物は風景が多くレンズを頻繁に交換すると言う事はあまりなく、レンズを交換すればフィルターも取り外して新しく取り付けたレンズにフィルターを付け直さないといけませんが、そう手間ではありません。
ですがこの「Benro Aureole」の様にカメラ本体に「Benro Aureole」を取付、そしてレンズを「Benro Aureole」に取り付ける様にしておけば、取り替えるのはレンズだけで良く、フィルターを外して付け直すと言う手間が発生しないので非常にスムーズにレンズを交換して再び撮影に戻る事が出来ます。
また「Benro Aureole」で対応しているカメラ側のマウント規格はRF、E/FE、M4/3、Z、L、X、GFXで、レンズはCanonのEFマウントで、カメラがNikonのZマウントの場合のみFマウントのレンズを組み合わせて使う事ができます。
角型フィルターと円形フィルター
そしてこの「Benro Aureole」では角型フィルターと円形フィルターの2つのフィルターが取り付けられる様になっているのも1つの特徴です。
円形のレンズフィルターは知っているけど角型のフィルターって何って言う方もおられると思いますが、角型フィルターで多いのはGND(グラデーションNDフィルター)で、レンズよりも大きなGNDフィルターをスライドさせる事で明るさを自由自在に操る事ができます。
また角型フィルターのホルダーの多くは円形フィルターが取り付けられる様になっており、2種類の違ったフィルターによる演出効果を得られるだけでなく、「Benro Aureole」に設けられた2つのダイヤルによって角型フィルターはスライドさせる事ができGNDフィルターによって濃淡を自由に変える事ができる様になっている他、円形フィルターもダイヤルによって回転させる事ができるため、PLフィルター等は同じ場所を撮影していても全く違った雰囲気を出す事ができます。
フィルターの種類
そしてこの「Benro Aureole」はレンズマウントを兼用すると言う特殊な構造なうえ、フィルターを動かす為に角型フィルターは上下に山が、円形フィルターは外周に山が刻んであるので市販されているフィルターは使えず専用のフィルターがセットやバラで追加する事ができる様になっており、その種類は
角型フィルター:クリアー、GND0.9S、GND1.2S、
円形フィルター:クリアー、ND8、ND16、ND32、ND64PL、ND1000、偏光フィルター2種類
となっていますので、詳細を含めて下記URLにてご確認ください。
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