最近では、AndroidスマートフォンやタブレットだけでなくモバイルバッテリーやUSB充電のアクションカメラやハンディーファン等も充電コネクタにUSB-Cコネクタを採用しています。
ただUSB-Cコネクタと言うのはコネクタの形状・端子の規格であってUSB-Cコネクタを使うUSB規格はUSB 2.0/3.0/3.1/3.2と非常に多くの規格が混在しています。
それによって、例えばUSB3.2Gen2に対応しなおかつUSB-C PD100W充電に対応したケーブルがあっても、USB2.0規格のハンディーファンを充電しようと思っても充電する事はできません。
よってハンディーファンを充電する際にはUSB2.0規格のUSB-Cケーブルを発掘して来なくてはいけないのですが、Thunderbolt規格対応ケーブルはコネクタ部分に対応されている事を示すマークがシルされていますので見た目で見分けがつくのですが、USB2.0規格のUSB-Cケーブルを目視で見分けるのは非常に難しいものがあるのですが、今回紹介するテスター「C2C caberQU」を使えば一目瞭然です。
ケーブルの見分け方
USB-Cケーブルは見た目は同じですが、対応している規格により結線されているピンが違い、
USB2.0は4つあるGND、4つあるVBUSそして中央付近にあるD+とD-のLEDが点灯します。
次にUSB-C PD(Power Deliver)に対応したケーブルでは、4つのGND、4つのVBUSの他にCC1とCC2と言う端子のLEDが点灯するとUSB-C PDに対応しており、この他にD+,D-と言った端子のLEDやTX1+, TX1-、RX1+, RX1-、TX2+, TX2-、RX2+, RX2-と言う端子のLEDが点灯していても消灯していても、USB-C PDの充電規格には関係なく重要なのはCC1とCC2です。
そしてUSB3.X規格ではSUB1、SUB2以外の全てのLEDが点灯するのが基本なのですがUSB-C PDに対応していなければCC1、CC2は点灯しませんし、D+、D-が点灯しないケーブルがある等様々ですが、とりあえず3種類のケーブルは大別する事はできます。
断線や極性もチェック
またこの「C2C caberQU」を使う事でケーブルの断線を確認する事も出来ますし、中には上下どちら向きにして差しても使えるUSB-Cケーブルですが、中には方向の決められたケーブルオスーメスケーブルと言ったものもあるのでそう言ったケーブルを見分ける用途にも使えますので、USB-Cケーブルで何度も悩まされた事がある方でこう言ったものが欲しいなと思われた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/electr/c2c-caberqu-usb-c-cable-tester
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