USB-Cケーブルは従来のUSB-AやmicroUSBケーブルとは違い様々な電気的な規格が相乗りしています。
例えばUSB3.2 Gen2を採用したUSB-Cケーブルであれば最大通信スピードは10Gbpsですし、Thunderbolt4やUSB4.0では最大40Gbpsでの通信が可能ですが、PCI Expressのデータ通信に対応しているのはThunderbolt4のみなど、若干適用範囲が違います。
また充電規格のUSB-C PDもUSB-C PD3.0規格であれば、最大給電能力は100Wですが、USB PD ERP(Power Delivery Extended Power Range)対応となれば最大給電能力は240Wと言う事になります。
そして今回紹介するUSB-Cケーブル「ROSMILA」はUSB4.0とUSB PD ERP双方に対応したまさに最新の高スペックケーブルで、端子に内蔵されたモニターで充電状況の把握もできます。
数年先を見据えたUSB PD ERP対応
USB PD ERP(Power Delivery Extended Power Range)は、2021年5月に発表された規格で、まだまだ新しい規格と言う事で、対応したノートPC等のデバイスもまだ存在せず、最新のMacBook ProでUSB-C PDF3.1に対応し最大140Wでの充電ですので、まだまだこれから採用が増えて行く規格で、それにいち早く対応していると言うのは最新のものを常に追い求める者にとっては嬉しい事です。
またUSB PD ERPは下位互換であるため、USB-C PD3.1、3.0、2.0と言った規格もサポートしているので、MacBook Airの充電やiPad Proの充電にも、もちろん使えます。
また充電状況が分かるディスプレイをコネクタ内に設けており、今、何ワットで充電しているのかが分かりますので、例えば、現在の残バッテリーでは60W程度で給電するはずなのに20Wしか流れていないとなれば、ケーブルが充電器の故障と言う事になりますので、こうやって視覚化する事で確実に見落としてしまう充電器の故障を発見する事ができます。
USB4.0採用で最大転送スピードは40Gbps
次にこの全長1.2mのUSB-Cケーブル「ROSMILA」は、USB4.0規格に対応しています。
そしてUSB4.0では最大40Gbpsでの通信の他、8K(7680×4320)@60Hzでの映像出力、及びデュアル4K(4096×2160)@60Hzでの映像出力にも対応しており、USB-Cコネクタを備えオルタネートモードに対応したディスプレイに接続すればデュアルモニター、トリプルモニターでの作業を可能にします。
ただここでMacBookユーザーの方は気を付けないといけないのはPCI Express規格で通信する外付けのSSDや、グラフィックボードを搭載した外付けのGPUには使えない所で、これはただ単にThunderbolt規格は対応しているがUSB4.0は対応していないだけです。
ROSMILAは編み込みナイロン素材を使用しており、アダプタはUSB C標準インターフェース仕様に準拠しています。 30,000回の曲げ、15,000回の抜き差しに耐えます。 高品質のアルミニウム合金シェルを使用すると、断熱性が向上します。 より安定した信号伝送を確保します。
クオリティーが高くタフ
ですがただ、最新の規格だけに対応しているだけでは、ケーブルは特に長く使い続ける事はできません。
やはり扱い方によっては断線したり壊れたりと言う事故は付きもので、それを回避するために外装に編み込みナイロン素材で芯線を覆う事でケーブルの伸びを抑え、結果的に断線を防ぎます。
またコネクタの端子部分もアルミニウム合金シェルで覆う事で端子部分に入っている通信チップを衝撃と熱から保護する様になっており、実際にはコネクタ部分は30,000回の曲げ、15,000回の抜き差しに耐えられる様に設計されており、長く愛用できるケーブルとなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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