電気料金の高騰によって今、太陽光発電とバッテリーとの組み合わせによる電力会社から電気を購入しない自家供給システムを検討されている方が増えていますが、日本には四季がある上に雨もよく降りますので、長雨が続いたりすると一気に電力不足と言うよりは蓄電がゼロになり、ロウソクやランプと薪の生活を強いられる事は目に見えています。
かと言って蓄電のためのバッテリーの量を増やせば、増やした分だけ耐える事はできますが、増やせば増やしただけ設置する場所や設備投資が嵩みますので、どこで妥協するのかが重要になって来ます。
ですが今回紹介する「SuperBase V」なら多少長雨が続いても大丈夫です。
EV充電スタンドから充電可能
今回紹介するバッテリーシステム「SuperBase V」が何故、長雨が続いても電力不足にはならないのかと言うと、EV充電スタンドから充電できるからなのです。
この「SuperBase V」にはSuperBaseとSatelliteと言う2つのタイプのバッテリーがラインアップされているのですが、SuperBaseの方はタイプ2のEVコネクタを搭載しており、レベル2のコネクタを装備していないEV充電器を使って充電する場合は変換コネクタ等を持って充電しに行かなければなりませんが、長雨でバッテリー残量が少なくなって来ても、車に積んでEVR充電器のある場所まで行けば、たった2時間前後でフル充電できますで、万が一の時も安心です。
非常にパワフルなポータブルバッテリーSuperBase
次に今回紹介する蓄電システム「SuperBase V」は家庭に固定して使う事もできれば、「SuperBase V」を構成するSuperBaseを単体で屋外に持ち出して使うポータブルバッテリーとしても利用する事ができ、SuperBaseはバッテリー容量6,436Whの”SuperBase V6400”とバッテリー容量4,608Whの”SuperBase V6400”の2タイプがあり、違いはバッテリー容量と”SuperBase V6400”は移動に便利なキャスターがついているくらいで電気的な特性はどちらも同じで、120V出力にするのっであれば最大1800W、240V出力であれば合計最大3600Wの出力が可能です。
また”SuperBase”には最大1800W(120V/15A)出力のACコンセントが4つ、最大3800W(240V/16A)のコンセントが1つ、最大3600W(120V/30A)のコンセントが1つで合計6つのコンセントを備えている他、EV車への充電が可能なので、航続距離の短いEVを所有されている方は緊急用として”SuperBase”を搭載しておくと安心です。
そしてこの他に最大100W出力が可能なUSB-Cポートが2ポート、最大出力20WのUSB-Cポートが2ポート、最大12W出力のUSB-Aポートを2ポート備えており、モバイルデバイスやUSB-C PD充電が可能なノートPCなどをダイレクトに充電できますので、キャンピングカーの電源として使うと言うのも一案です。
また更にバッテリーモジュール”Satellite”を”SuperBase”に接続する事で最大出力は6600Wにまで増強する事ができますし、どのバッテリーモジュールもXT90インタフェースを備えていますので、それぞれ太陽光パネルを接続しての充電も可能となっていますし、家庭ではコンセントとソーラーパネルを組み合わせる事で最大6600Wでバッテリーを2時間弱で急速充電する事ができます。
自家供給システムの構築
そして自家発電、自家消費の電力システムを構築する場合、”Home Panel”がバッテリーと家庭の電力網のインタフェースとなり、合計で”Satellite”を”SuperBase”から得た電力を最大12,000W家庭への電力網へ送る事ができますので、一般的な家庭であれば”Satellite”を”SuperBase”をどれくらいの台数、導入するかで電力の最大出力は変わって来ますが、まず電力不足になると言う様な事はありません。
また既存の住宅にこの”SuperBase V”システムを導入する場合、様々な導入方法がありますが、この”SuperBase V”そのものには停電時の電力の切替機能と言ったものはありませんので、ソーラーパネルからの電力や電力会社からの電力をコンセントを通してバッテリーに入れたあと、”Home Panel”を通して家庭の電力網に供給すると言う方法もありますし、停電時のみバッテリーに頼ると言うのであれば、冷蔵庫であるとかエアコンであるとか停電時でも使いたい電化製品への配線だけをこの”SuperBase V”に接続し直すと言う様な使い方もでき、これなら初期投資も少なくて済みますので、詳細を含めて下記URLにてご確認下さい。
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