最近の電化製品は昔と違って100〜240Vの電圧に対応しており、世界各国どの国に行くにも変圧器等を持って行ったりと言う様な事をする必要はなく、また電源の周波数(東日本は50Hz、西日本は60Hzですので、昔は電化製品の周波数がどちらなのか、どちらも対応しているのか確認してから購入する必要がありました)も気にする必要はありません。
ただアメリカやハワイに行くのであれば、日本とコンセント形状は同じですので全く気にする必要はないのですが、お隣の韓国や中国ではコンセントの形状が違いますし、ヨーロッパもイギリスとフランスやドイツと言ったEU諸国とでは違いそのままでは差し込めません。
そこで必要になるのがコンセントアダプタ、コンセントコンバータで、渡航される国のコンセントを事前に調べて行きませんと、スマートフォンの充電すら出来ないと言う事になり、最悪は現地でUSB充電器を買わなければならないと言った事になります。
そこで今回は、世界中どの国に行ってもコンセント形状を気にせず使えるUSB充電器「Alien」をご紹介致します。
45×60×55cmのボディーに4つのプラグを内蔵
この「Alien」の1番の特徴は45×60×55cmと言うクレジットカードよりも小さなサイズのボディーの中にUS, UK, EU, AUと言う4つのタイプのコンセントを内蔵している事です。
この「Alien」と同じ様なコンセプトのUSB充電器は既にいくつも市販されています。ですがベースはUSプラグで、UK,EU,AUの3タイプのコンセントに変換するコンセントアダプタが付属していたり、4種類のプラグを内蔵はしているのだけれど変形させるギミックが大きくてボディーがこの「Alien」よりも非常に大きいので携帯性と言う点においては大いに劣ります。
ですがこの「Alien」は4つの面を使いそれぞれの面に引き起こし式のコンセントプラグを内蔵する事で大きさをほぼ限界近くにまで小さく出来ています。
しかもコンセントプラグは「Alien」の側面にあるダイヤルを使用するコンセントタイプに合わせないとプラグが起き上がって来ない仕組みとなっており、コンセントプラグが一生に起き上がり誤ってプラグ部分に金属が触れてショートさせてしまうと言う様なない様にフェイルセーフもしっかりと考えられている所もポイントです。
合計65W出力
そして1番重要なUSBの充電能力ですが、この「Alien」にはUSB-C PD(Power Deliver)が1ポートと、USB-Aを1ポート備えており、USB-C PDの方は、5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3.25Aの最大65Wでの給電が可能ですので、16インチのMacBook Proでも十分使用しながら充電する事ができます。
更にUSB-Aの1ポートは5V/2A, 9V/2A, 12V/1.5Aの最大18W出力が可能となっており、両方同時に使用する時はUSB-C PDの最大出力が45Wに落ちる点に注意しなければいけません。
それでも45Wもありますから、MacBook Proも使用しがらの充電が可能です。
充実の充電ケーブル
そしてこの「Alien」には充電ケーブルが何本かオプションで用意されています。
1つはUSB-C – USB-CケーブルにLightning変換プラグがついたケーブルで価格はUS$10です。
次に古いMacbBookを使用しているユーザーには嬉しいUSB-C – Magsafe2の変換ケーブルは$12、65Wまでの充電能力に対応したUSB-C – USB-Cケーブルは何とたったの$3です。
そしてSurfaceユーザー用にUSB-C – Surface Pro用変換ケーブル、及びUSB-C – Levnovoマシンの変換ケーブルも用意されていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/aliencharger/alien-the-smallest-65w-gan-global-charger
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