水中を潜り移動するダイビングに絶対に必要なダイバーズウォッチはただ、今何時かを確認しているだけではありません。
最近増えているデジタルなダイバーズウォッチは必要な情報を表示してくれますが、アナログなダイバーズウォッチでは針を見ながら計算して潜っていましたので、文字盤の見やすさも当然ですが、時間を計測する為のベゼルと呼ばれる回転するメモリも必須な他、ウェットスーツを着用した上から時計をはめた時に工具を使わずにベルトの長さが調整できる機能等を持ったものがダイバーズウォッチとしては相応しいと言われています。
そこで今回は、ダイバーズウォッチとしての相応しい以上の理想的な機能を兼ね備えた「UW Watches」をご紹介致します。
竜頭を回さないと回らないセイフティーベゼル
今回紹介するダイバーズウォッチには注目すべき機能として3つ挙げられるのですが、その1つとしてベゼルがあります。
一般的なダイバーズウォッチのベゼルは、このベゼルのメモリを基準として潜水時間を計算しますので、誤って動いてはあとどれだけ潜っていられるのか、安全に浮上できるのかが分かりません。
そこで時計回りにしか回らない様にはなっているのですが、何かに当たったり、擦ったりしてベゼルが回転すると言うのはよくある話で、そうした時の為に基準となるポイントが何分の位置にあったのかを覚えておくのですが、実際にはベゼルが何かに触れても回らないと言うのが理想的です。
そこでこの「UW Watches」では、竜頭を回さないと回らないベゼルにする事で、ベゼルに何か当たっても当然、回る事はありませんし、竜頭を回す方向に何かが擦れて回り続けると言う事も有り得ませんので、言うなればこの「UW Watches」はベゼルが誤動作しない理想的なベゼルを持ったダイバーズウォッチと言えます。
またムーブメントはSEIKOの手動巻のSH35Aを使っておりクオーツではない為、ゼンマイを巻くと言う作業は必要にはなりますが、バッテリーの電圧が寒さで低下したりバッテリーがなくなってダイビング中に動かなくなると言う事はありません。
斜めからでも見やすい蓄光式3D目盛
次にダイバーズウォッチに必要なのは針や目盛の見やすさです。ですからアナログのダイバーズウォッチでは蓄光式で発光する目盛や針が採用されているのですが、実際には時計の盤面を真上から覗かないと正確な時刻を知る事はできませんので、基本的には腕を曲げて眼前に時計を持って来なくてはいけません。
ですがこの「UW Watches」では、立体的な目盛と斜めからでも認識できる針によって、手首を少し捻り盤面が見えるかなと言う様な状態にする事で、どの様な角度でも正確な時刻を読む事ができる様になっています。
ロックしてから長さが変えられるラチェットベルト
そして3つ目のベルトの調整機構としてエクステンションバックルと言って2段階に長さを調整できるベルトをダイバーズウォッチでは一般的には採用しています。
このベルトによって普段、直にベルトをつけた時はベルトを縮めてはめる事ができるのですが、冬場のドライスーツは厚みがあるため、エクステンションバックルを使ってもドライスーツにベルトの長さを合わせると、直に腕にはめた時はブカブカでベルトが回ってしまうと言う様な事がよくあります。
そこでこの「UW Watches」ではラチェット機構をベルトに組み込み、ロックした状態でベルトを縮める事はできても伸ばす事はできないベルトにする事でしっかりとベルトがロックされる様になっている他、ベルトもサイドのボタンを押さないと外れない様な2段階のロックになっていて外れ辛くなっていますので、もし興味を持たれた方はデザインやカラーを含めて下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/uw-underwater/uw-watches-krakener-automatic-diver-watch
この記事へのコメントはありません。