ビット式ドライバーの良い所は、ピットツールと言う先端部分のパーツを交換する事で、様々なネジを外したり、締めたりする事が出来る所です。
一方でビット式ドライバーに付属するビットと言うのは、その製品のコンセプトによって付属ビットに違いが出るため、例えば家電修理ができる様なビットが付属するドライバーにはスマートフォンを分解する為のビットは入っていませんし、スマートフォンを修理できる様なビットセットには逆に家具を組み立てる事が出来る様なビットが付属していなかったりします。
そこで今回は、どんなネジでも対応できるだけの160種類ものビットが付属したビットドライバー「RS02」と「RS03」をご紹介致します。
160種類のビットはセキュリティーネジにも対応
今回紹介するビットドライバー「RS02」と「RS03」にはそれぞれ同じ160種類ものビットが付属しており、ビットには一般的なプラスビット、マイナスビット、六角、トルクス、四角、三角と言った他のビットドライバーにも付属しているビットの他にセキュリティーネジと呼ばれるネジを開閉できるビットも付属しています。
セキュリティーネジとは、盗難防止用のネジの事で、その中にはツーホールと言ってネジの頭に2つの穴が空いたものや、ピン六角と言って六角ネジの中央に円筒形のピンが突き出たもの、ピン6ロブと言ってトルクスネジの中央にピンが突き出ているものなど、特殊なネジを開閉できるビットが多数この160種類のビットの中に含まれています。
ラチェット式ドライバーR02
次にこのビットドライバーには2種類のドライバー本体と言うか柄がラインアップされており、まず手動タイプのラチェットドライバー「R02」は時計回り、反時計回り、そしてロックと3段階にラチェットを切り替える事ができます。
またこの切替メカニズムがちょっと特殊で、磁石を内蔵したスライドパネルがドライバー本体の3つの穴のうちどこに磁石が来るかでラチェットが切り替えられる様になっているのですが、この感触も磁石と磁石がくっつくパチンと言うかすかな感触がフィジェットとしても使えるとアピールされています。
3段階にトルク調整が可能な「R03」
そしてもう1つの電動ドライバー「R03」は3段階にトルク、つまりパワーを切り替えられるのですが、さすがこのペン型よりも少し大きめなボディーを採用する事で大型のモーターが搭載でき、1段では最大トルクが1.6kgf・cmですが、これくらいのパワーですと例えばスマートフォンを分解・組立する際にあの小さなネジのネジ山を潰したりせずに済みます。
次に変速2段では最大トルクが2.0kgf・cm、変速3段では最大トルクが3.0kgf・cmと3段階にパワーを変える事ができ、このサイズですから500mAもの大容量のバッテリーが搭載されており、最大で120分もの連続使用が可能になっていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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