若い方でトレッキングポールと言う、スキーのストックの様な棒って、お年寄りが使うものだって思っておられる方はおられませんか?
実際、杖の様なものですからお年寄りが使うイメージが先行してしまうのは分かりますが、ハイキングやトレッキングでトレッキングポールを使う事で本来なら負うはずではなかった怪我を防止する効果がトレッキングポールにはあります。
例えば岩のゴツゴツした場所を歩いていて体勢を崩してしまった様な時、手をついたら手を怪我する可能性がありますが、トレッキングポールを持っていれば手をつく代わりにトレッキングポールを岩に当てて身体を支える事ができますし、何より体勢を崩す前に両手に持ったトレッキングポールを常に地面にしっかりと当ててトレッキングポールにも体重をかけていれば、体勢を崩す事はありません。
そしてトレッキングポールを使って進む事で足にかかる負担を手に分散する事ができますので、足への負担軽減にもなり、疲れの残り具合や疲労回復、走破距離の延伸と言った部分にも大きく影響して来ます。
と言う様にトレッキングポールには様々なメリットがありのですが、そのトレッキングポールにもう1つの役割を与えた「TrekChair」ご紹介致します。
フリップロックの442gしかないカーボン製トレッキングポール
まず最初にトレッキングポールですが、トレッキングポールはカーボン製の超軽量トレッキングポールで、左右合わせて約442g、片方だけだと221gと200gちょっとしかありません。
ですからトレッキングポールが重くて腕が疲れると言った様な事は起こりませんし、カーボン製ですので同様に軽いアルミ製のトレッキングポールとは比較にならないくらい強度が高いので、金属疲労によって突然、地面に刺した時に折れたり、岩場にトレッキングポールの先が引っ掛かり、無理矢理抜いた事でポキッと折れたりと言う様な事もまずありません。
そして長さ調整にはフリップロックが採用されておりどの位置でも固定できる事から、長さも自分の身長に合わせてしっくりと来る位置に合わせる事ができますし、カーボン製のポールなのでどこに合わせても強度が落ちると言う様な事もありませんし、長さも最大137cmも伸ばす事ができますので身長2m程度の方でも十分お使い頂けるポールです。
更にグリップにはコルクが使用されており、汗をかいてもコルクが汗を吸ってくれますので、汗で手が滑ってと言う事もありませんので安全ですし、汗を吸ったとしても抗菌効果の高いコルクですから悪臭がしたりと言う事も防ぐ事ができます。
ハイバックチェアにトランスフォーム
次にトレッキングポールに与えられたもう1つの役割とはハイバックチェアです。
トレッキングポールはハイバックチェアの背もたれのフレームとして使われ、トレッキングポールの伸縮性を生かし、トレッキングポールを伸ばすと座面の角度が浅くなり、短くなると座面の角度が深くなりお尻の方向へ向けてより傾斜してリクライニング度が高くなる様に座面の角度を1°単位で調整する事ができる様になっています。
でもハイキングに行くのに椅子っている?って思われる方もおられる方もおられるかもしれませんが、地面が雨や夜露で濡れていたり、座る場所がゴツゴツした岩場であったりすると容易に座れませんし、座ったとしてもゆったりとくつろいで疲れを取る様な事はできませんが、リクライニングのできるこの「TrekChair」であればゆっくりと歩いて疲れた足をゆっくりと休める事ができ、また再び元気に歩き出せます。
携帯性に優れた折り畳み椅子
そしてハイバックチェアは1番ポールの長い背もたれをトレッキングポールと兼用する事で、この「TrekChair」は直径9.5cmの高さ37.4cmの円筒形状に非常にコンパクトに折り畳む事ができる様になっています。
この大きさはおよそ2Lの炭酸飲料の円柱形のペットボトルとほぼ一緒にサイズですから、これを大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれですが、他の折り畳みチェアと比較しても背もたれのフレームがない分こんなパクトですし、最近のバッグパックであればこんな2Lのペットボトルサイズのものくらい簡単にバックパックの外のポケットに入れて持ち歩くことが出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。