夏休みまっただ中ですが、もう夏休みの自由研究は終わりましたか?もしまだ終わっていないのであれば、顕微鏡で昆虫や植物、それよりももっと小さなバクテリアなどの観察をやってみると言うのはどうでしょうか?
さて、そう言った小さな虫や植物の細かなところ、バクテリアなどの目には見えないサイズのものを観察するには顕微鏡が必要ですが、最近のデジタル顕微鏡はスマートフォンと接続できてスマートフォンの画面で観察物を見ながら写真や動画を撮影できたりする上に、顕微鏡を手で持ち観察物に近づけて拡大観察するのではなく、スタンドが付属していて顕微鏡をスタンドに固定してじっくり観察できるものもありますが、倍率がそう高くないためにミジンコならまだ観察できても、顕微鏡観察の定番であるミドリムシの観察は倍率が低くて無理と言うものが殆どです。
そこで今回は最大倍率が1600倍もあり、ミドリムシなどのプランクトンの観察も可能なデジタル顕微鏡「Darwin M2」をご紹介致します。
小学校低学年のお子さんでも使える顕微鏡
今回紹介するデジタル顕微鏡「Darwin M2」は小さなお子さんでも安全に使える様に様々な工夫が取り込まれており、まず最初に4.3インチのIPS液晶で観察できる様になっているだけでなく、レンズ位置は固定でフォーカスリングを回す事でピントの調整ができるので、接眼レンズを覗き込みながら対物レンズを下ろしすぎてプレパラートを割ってしまうと言う、顕微鏡観察でよくやってしまうミスを防ぐ工夫が施されています。
更にプレパラートを置く土台の部分とカメラ側にもLEDライトが内蔵されており、上下からライトを照射する事で対象物を明るく見易い環境で観察する事が出来るだけでなく、スマートフォンをWiFiでこの「Darwin M2」に接続する事でスマートフォンでも顕微鏡で見ているものをライブで見る事ができるだけでなく、スマートフォン側で画像や動画を撮影、録画する事ができ、すぐにそれらデータを使って観察日記を作る事が出来ますし、もちろん後から「Darwin M2」に保存された画像や動画をスマートフォンに転送すると言った事も出来ます。
取り外し可能な液晶一体の顕微鏡
次にこの「Darwin M2」は液晶画面と一体化したデジタル顕微鏡部分をベースから取り外せる様にもなっており、取り外した状態で屋外に行き、そのまま生えている状態の草花を観察したり昆虫などの生き物を観察する事ができます。
これは顕微鏡には出来ない事で、顕微鏡で見ようと思うと取って来て見なくてはいけませんが、この様に顕微鏡を持ち出してその場で観察する事ができれば植物はそのままの状態で観察でき傷つける事はありませんし、昆虫にしても自然な状態でも動態観察が行えますので、顕微鏡で見るのとは違ったその昆虫の性質を見つける事が出来るかもしれません。
光学染色観察
そしてこの「Darwin M2」には無色透明な細胞を観察したりする際に便利な光学染色機能を搭載しています。これは無色透明なものを染色液で色をつける事で観察し易くする技術なのですが、さすがに細胞の染色までとなると小さいお子さんには無理ですし、染色液も何色が用意しなくてはいけない上に染色作業あり結構大変ですが、フルカラーLEDで色をつけるだけであれば簡単ですし、その場で見易い色にLEDの色を変えて色付けをする事で見易く出来ますし、1つの細胞で何色か色付けをして撮影しておけば後から色付けが悪くてやり直したりと言う様な事も避けられます。
そしてまた、WindowsないしMacをお持ちであれば専用のアプリBEAVERLABで撮影したデータを読み込ませれば水平反転/垂直反転/グレー/バイナリ/反転/エンボスと言ったデータ加工を簡単に行える様になっていますし、撮影したものをより分かり易くする為に”十字線”、”角度”、”、”同心円”、”平行線”と言った線を入れたり、テキストを追加したりする様な機能も搭載されており、観察日記をまとめる為の便利な機能も搭載されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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