従来のナイトビジョンカメラはカメラから照射された赤外線によって被写体を照らし出し、赤外線を検出できるカメラによって撮影しますので、基本的には撮影された画像や動画は明暗のある単色画像(白黒、緑、赤)となります。
ですが、1lux以下の人間の眼には真っ暗に見ている様な状況下で光りを増幅しカラー画像を撮影する事ができる”SONYスターライト暗視センサー”は、従来の白黒の世界を一気に自然なカラーの世界へと導き、真っ暗な夜でもまるで昼間に撮影したかの様な映像を私たちに見せてくれます。
そこで今回は、”SONYスターライト暗視センサー”だけでなく50mmの光学40倍、デジタル10倍レンズでより遠くの被写体まで撮影する事ができるフルカラーナイトビジョンカメラ「ROVAOM」をご紹介致します。
2種類の映像を同時に記録
今回紹介するフルカラーナイトビジョンカメラ「ROVAOM」は、F値1.0のレンズと”SONYスターライト暗視センサー”によって月明かりが全くない様な状況下においてもほんのわずかな光を増幅する事で、真っ暗な世界を4K UHD画質のカラー画像で映像として記録する事が出来るのですが、この「ROVAOM」ではカラー映像と共に白黒の映像も同時に記録すると言った機能を備えています。
この2種類の映像を記録意味は、カラー映像ですと暗ければ暗いほどほんのかすかな明かりを何十万倍に増幅しておりノイズが入るだけでなく、細かなものまで撮影する事は出来ませんので、せっかく撮影しに来たのに大事な何かを見逃してしまうかもしれません。
一方で赤外線の白黒画像はより細かなものや周囲のコントラストなどをハッキリと記録してくれますので、カラー画像では見えないもの、現実に自分が見えた暗闇の景色をそのまま見せてくれますし、カラー画像だけでは見えなかったものを発見させてくれます。
更に普通のナイトビジョンカメラは赤外線をCCDで検出していますので昼間の撮影では周囲が明るすぎて撮影した画像は必ず白飛びしてちゃんとした画像にはなりませんが、この”SONYスターライト暗視センサー”は昼間は普通のCDと同じ様にカラーでハッキリとした映像を撮影する事ができ、夜だけでなく昼間の撮影にも使用する事が出来ます。
光学40倍、デジタル10倍ズーム
次にこのナイトビジョンカメラ「ROVAOM」は、同じ”SONYスターライト暗視センサー”を使ったナイトビジョンカメラと比較してズーム機能が優れており、光学で40倍のズーム機能を持っています。
この光学40倍ズームと言うのは35mmレンズ換算で言えば1000mmのレンズと言う事になり、10m先にある木の枝にとまっているスズメの顔をドアップで撮影する事ができるくらいの倍率となります。更に40倍の光学ズームに加えデジタル10倍ズームがありますので、デジタルズームを使えば400倍のズーム機能があると言う事になり、さすがに400倍ともなると月のクレーターをはっきりと捉える事のできるズーム機能を持っていると言う事になります。
更に被写体間距離は最低50cmからですので、花の花弁の中をズーム機能を利用して拡大撮影するなどと言った事もこの「ROVAOM」であれば出来ます。
1000m先の暗闇も明るく浮き上がらせるナイトビジョンカメラ
そしてこの「ROVAOM」には1 ~ 7レベルの明るさを提供する赤外線フィルライト機能とIR イルミネーターを備えています。
赤外線フィネルライトは大口径の赤外線ライトの事でIRイルミネーターはレンズの絞りの様なもので、照射させる赤外線をより絞る事でより遠くまで赤外線を飛ばす事ができ、この「ROVAOM」ではレンズのズーム機能とこのIRイルミネーターによって真っ暗な中でも1000m先の被写体をクッキリと浮かび上がらせ撮影できる機能を備えていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/222302101/rovaomnight-vision-camera-with-redesigned-exterior
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