最近の自然災害は規模が大きく、一度自然災害が起こると電気・ガス・水道と言ったライフラインが復旧するまでに相当な時間を要します。
そこで注目を集めているのが100Vコンセントを搭載したポータブル電源と言われるジャンルの電源で、出力の大きなものは冷蔵庫を冷やすのはもちろん、炊飯器や電子レンジを使ったり、複数の電化製品を一度に使う事はできなくても、自宅で使っている電化製品のほとんどを動かす事が出来ます。
一方で使えばバッテリーはどんどん減って行きますので、どこかの時点で充電しなければいけませんが、もし充電用のソーラーパネルがあったとしても日中の太陽の出ている時間しか充電する事はできませんし、バッテリーが充電できていればせっかく太陽が出ていてもそれ以上充電する事が出来ません。
そこで太陽の光が出ている間にできるだけたくさんの電力を蓄電する事ができるポータブル電源とモバイル冷凍冷蔵庫「BLUETTI SwapSolar Ecosystem」をご紹介致します。
B70 Modular Battery
今回紹介する「BLUETTI SwapSolar Ecosystem」は、ポータブル電源と、ポータブル冷凍冷蔵庫、そしてソーラーパネルから構成されるエコシステムで、その中核をなすのが”B70″と言うバッテリー容量1443.6Whのリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO₄)バッテリーです。
このバッテリーはポータブル電源であるAC180Tと、ポータブル冷凍冷蔵庫であるMultiCoolerの両方で使われており、AC180Tには2本のバッテリーを内蔵する事が出来る様になっています。
つまりこのエコシステムではバッテリーを脱着できる様にする事で、複数のバッテリーを用意しておけばもしポータブル電源のバッテリーがいっぱいだったとしても、フル充電されているバッテリーを抜き、容量の少なくなったバッテリーを差し込み日中に太陽が出ていればソーラーパネルを使ってできるだけの電力をバッテリーへと蓄電する事ができるのです。
そしてポータブル冷凍冷蔵庫に関してもバッテリーがなくなったとしてもバッテリーを入れ替える事が出来ますので、中の食材を腐らせずに長期間保存する事ができます。
AC180T
次にポータブル電源のAC180Tには4つのACコンセントを備えており、B70バッテリーを1本内蔵している場合は最大で合計1200W、2本内蔵している場合は1800Wで出力する事ができますので、炊飯器でも冷蔵庫でも電子レンジでもドライヤーでも何でも使えますし、洗濯機も回す事ができますし、1800Wの出力があれば、炊飯器でご飯を炊きながらIH調理器で調理すると言った事も出来ます。
更にこのAC180Tには最大10Wで出力が可能はUSB-Aポートを2ポート、USB-C PDで最大100W出力が可能なUSB-Cポートを2ポート備えているほか、シガープラグを使った電気製品が使える様に12V/10Aの出力性能を持つシガープラグも備えています。
更にこのポータブルバッテリーの充電に関してもACコンセントからであると最大1400Wでの急速充電が可能ですし、ソーラーパネルからも最大500Wで充電する事が可能です。
MultiCooler
一方で350mL缶を約59缶収納する事ができる容量を持つポータブル冷凍冷蔵庫のMultiCoolerは、庫内は1つしかありませんので使用する際には冷凍にするのか冷蔵にするのかどちらかを選ばなくてはいけませんが、冷凍の場合は最大ー18℃まで冷却する事ができるだけでなく、30℃から0℃にまで冷却するのに必要な時間はたった15分と冷凍冷蔵性能も高くなっています。
更にこのMultiCoolerには製氷機能も搭載されており、氷を作る事ができますので、もしこのMultiCoolerを冷凍モードで使用していたとしてもこの氷を使って野菜や果物、魚や肉と言ったものを冷蔵保存すると言った事が出来ますし、この氷を使ってドリンクを冷えた状態に保つ事も出来たりと、アウトドアでも自宅にいるのと変わらない環境で食事の支度や食事を取る事ができ、災害時だけでなくキャンプなどに持って行けば従来のキャンプでは味わえなかった様な食事を取る事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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