みなさんは定規で長さを計ったり、線を引いたりすると行った際に1〜2mm長さを間違ったりしてしまうと言う様な事はありませんか?
定規って定規そのものの形状や目盛の描き方などにもよりますが、基本的には定規を真上から覗き込む形で目盛を見ませんと1mm程度ズレるのは当たり前ですし、線を引くにしても鉛筆やシャープペンシル、ボールペンなどを垂直に立てた状態で真上からペン先を見つつ定規に当てて線を引きませんと多かれ少なかれズレます。
そこで今回は、長さを計測したり線を引いたりする事が正確に行えるデジタル定規「NeoRuler」をご紹介致します。
目盛のない定規
今回紹介するデジタル定規「NeoRuler」には目盛がありません。正確には定規に取り付けられたルーラーを動かすとルーラーが通過した部分のスリット部分が点灯しますがこれは目盛ではなく、長さは「NeoRuler」上に設けられたディスプレイに表示される様になっています。
つまりこの定規はわざわざゼロの目盛を始点に合わせなくてもルーラーを始点に合わせゼロリセットした後に終点部分までルーラーを動かせば目盛を読まずとも正確な長さを計測する事ができます。
またルーラーには複数のアタッチメントが付属しており、レンズの入ったアタッチメントを使えば対象の線を拡大して見る事ができ、正確に始点と終点ポイントにアタッチメントのレンズ内に描かれた計測線に合わせる事ができるため、今までにないほど簡単かつ正確に長さを計測する事ができます。
更にインチサイズとセンチをボタン1つで表示を変える事ができますので、センチで書いた図にインチの寸法を書き込んだりと言った事も簡単に出来ますし、切り替えて使う事もできます。
更に線を引く際にはペンホルダーと言うペン先を差し込んで線を引く事ができるアタッチメントも付属しており、このペンホルダーを使えば驚くほど簡単かつ正確にサイズを間違えずに線を引く事ができます。
更にノギスに変身させるアタッチメントも付属しており、このノギスを使う事で0.1mm単位でサイズを計測する事ができますし、ボルトやナットの様なものや円筒形の様なものなどのサイズを計測すると言った場合でも正確に計る事ができます。
その他超便利な機能
次にこの「NeoRuler」はデジタルならではと言えるスマートスケールと言う機能を持っており、この中には縮尺を設定する事も可能です。
これは実際に紙にプリントされた図面から実際のサイズを割り出すと言った際に便利ですし、今ではCADソフトを使って図面を描くのが一般的ですが、もし手書きで縮尺図面を描くのであれば、この「NeoRuler」を使えばその都度、縮尺サイズを計算しながら線を引くと言った事をせずともディスプレイに表示される実サイズを見て縮尺図面を描く事ができますので、とても楽に図面を書く事ができます。
更にこの「NeoRuler」には線を分割すると言った機能があり、例えば10cmを5分割すると言った場合、ルーラーを動かせば2cmごとに分割線をスケール上に表示されるので簡単に分割線を描く事ができますし、10cmの5分割なら簡単ですが、18cmを7分割とかですと分割線が小数点以下の数字になるのでそう言った場合は絶対的にこのルーラーの方が正確に分割線を描く事ができます。
アプリでサイズをインポートしてCAD図面へと変換
そしてこの「NeoRuler」には”MEAZOR APP”と言うCADアプリがあり、「NeoRuler」で計測したサイズをリアルタイムで取り込む事ができるだけでなく、実際に計測した線を使ってアプリ内で図面を起こす事ができる為、PCがなくてもスマートフォンを使ってアナログな図面をデジタル化できますし、実際に作ったものをデジタル図面として残したりと言った事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/hozodesign/neoruler-rule-the-scales
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