モノを引っかけたり吊ったりする際に使用するカラビナにドライバーやナイフ、ハサミと言った様なアーミーナイフの様な機能を持たせたカラビナがあるのですが、こう言った多機能カラビナとでも呼べるカラビナの多くが説明や絵を見ているとすごくたくさん機能があって便利だなと思うのですが、実際のところ商品を取り出して使ってみると、ほとんどの機能が中途半端と言うか使えない事に気付かされます。
ですが今回紹介するカラビナ「GH Carabiner」は期待を裏切らないカラビナです。
ビットドライバー
今回紹介するカラビナ「GH Carabiner」には、ミニビット(ドライバーの先端)が使える様にビットホルダーが取り付けられているのですが、この「GH Carabiner」の様にビットドライバーが使用できるカラビナの多くは六角形の穴がカラビナに開けられており、そこにビットを差し込む様んで使用する様になっています。
そのため、カラビナに開けられた穴の位置や回すネジの場所によってカラビナを回すと当たって回す事が出来なかったりしますし、ネジが穴の中に入っていても回す事ができません。
一方でこの「GH Carabiner」にはロッド状のビットホルダーが取り付けられており、ビットをホルダーに差し込むと長さもある事から、クリアランスの悪い場所でも回す事が出来ますし、穴の中に入っている様なネジもこのビットドライバーなら回す事ができますし、ミニビットですから携帯ゲームの様な小さなネジを使ったデバイスの分解なども得意です。
スカルプブレード
次にこのカラビナにはナイフとしての機能があるのですが、ただ切る事ができる様にカラビナに刃をつけているのではなく、スカルプブレード、つまり替え刃式のメス刃が使われています。
これによって切れ味はご想像通りとても良いですし、もし刃が切れなくなれば刃を交換すれば良く使い勝手も申し分ありません。
またナイフの刃を開くとその下には磁力で吸着するコトができるファイヤースターター(火打ち石)、つまりマグネシウムの固まりが内蔵されており、ライターがなくともこのカラビナを持っていれば火をつける事ができます。
オートスライドロック
そしてこの「GH Carabiner」にはロック機能が設けてあり、ロックを行うとロックを外すまではカラビナが絶対に開かない様になっています。
しかもロックを下げるとフックによってロックは固定される様になっており、ロックレバーは自由に何度でも開閉できますし、片手でカラビナのフックの開閉からオートスライドロックの移動もでき、片手が塞がっていてもこのカラビナは使用することが出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/antpockettool/gh-carabiner-17-in-1-titanium-versatile-toolkit
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