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えっ!?これでマジで造形できるのって言うくらいコンパクトさでインテリアとしても使えるSLA 3Dプリンター「TinyMaker 3D Printer」

3Dプリンターがあったら、何て考える事ってありませんか?
最近は3Dプリンター用のアプリも高度化して、例えば2次元の写真から立体データを作成したりする事も出来ますし、スマートフォンのカメラで複製したい造形物を撮影、スキャンする事で3Dデータが作成でき、そのまま3Dプリンターで造形する事も出来ますので、3D CADって難しいのなか?使えるのなか?なんて事は考えずに割と手軽に、3Dプリンターへのハードルは低くなっていると言えます。

ただやはり、買ってはみたものの本当に自分に使いこなせるのか分からないと言う様な不安は残ります。

そこで今回は、卓上に置いていても邪魔には決してならない、これ本当に3Dプリンターなの?って言うくらいコンパクトなSLA方式の3Dプリンター「TinyMaker 3D Printer」をご紹介致します。


プリンタースペック


まず最初にこの3Dプリンター「TinyMaker 3D Printer」は、よくDIYでアクセサリー等を作る時に使用するレジンと呼ばれる紫外線硬化樹脂を材料に使用したLCD-SLA 3Dプリンターで、造形サイズは最大30.6mm×40.8mm×60mmとクレジットカードサイズよりも小さなものしか造形できません。
ですが本体サイズは100×115×155mmと縦横は10cm四方なのでクレジットカードを2枚並べて置いた様なスペースがあれば設置できますし高さもたった15cmしかないので、デスクの脇や、本棚の空いたスペースなどちょっとした空きスペースに置いておく事ができますので、インテリアとしても使える他、実際にプリントする際にも電源はUSB電源ないしモバイルバッテリーで動きますので、簡単にどこででも3Dプリントできますので、イベントやワークショップで3Dプリンターを使ったアクセサリー作りと言った事も可能です。


クオリティーはそれなりに


そしてSLAプリンターと言えば造形精度が高いのが普通ですが、この「TinyMaker 3D Printer」に使われているLCD(液晶モニター)の解像度は240×320ピクセルで積層ピッチは0.05mmか0.1mmのどちらかが選択可能ですが、どちらにしてもμm単位ではないので、解像度はそれなりです。
ですので例えばイヤリングのベースを作るとか、ドールハウスやミニチュアに使う様なパーツの部品のベースを作ると言った様な、フィギュアの様に精度を問われる様なものでなければ精度が荒いので逆に造形時間は短く試作すると言った様な用途には最適です。


後処理キットが無料で付属


そしてSLAプリンターを購入する際に初心者が認識していないのがSLAプリンターには後処理と言って、洗浄と紫外線による2次硬化処理が必要だと言う事です。
SLAプリンターはレジンを紫外線を照射し固めて行って造形を行うのですが、造形物の表面には硬化していないレジンが残っており、これをイソプロピルアルコール(IPA)で洗い流した上で、もう一度、紫外線を当て完全に硬化していないレジンをしっかりと硬化させる処理が必要になります。

これには専用の装置等は必要なく紫外線LEDライトとIPAに造形物を漬ける容器があれば良いのですが、この「TinyMaker 3D Printer」には無料で洗浄用水槽と2次硬化用の紫外線LEDの入った容器が付属しており、購入してすぐに造形を始める事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/tinymaker/tinymaker-3d-printer

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