その昔、防犯カメラを自宅に設置したいと思ったのであれば、警備会社に頼むか、専門の防犯会社に頼まなければDIYで防犯カメラを自宅に設置すると言うのは非常にハードルの高い案件でしたが、今では屋外で電源さえ確保できれば映像はWiFiで送るため、WiFiの電波が入りさえすれば自分の取り付けたい場所にDIYで取り付ける事が出来る様な防犯カメラも非常に増えています。
ですがこの電源確保と言うのが1番難しく、一戸建てにしてもマンションにしても屋外にコンセントがあったとしても1ヶ所、多くて2ヶ所あれば良い方でしょうし、コンセントがカメラを設置する側にあれば良いのですが、遠いと電源を延長して来るなどの工事をしなくてはいけません。
そこで今回は、カメラを設置したい場所の近くに窓があればUSBコンセントの設置ができる「The Power Mole」をご紹介致します。
ワイヤレス転送
一般的にWiFi送信の防犯カメラを屋外に設置する際に壁に穴を開てケーブルを通さないのであれば、設置場所の近くにコンセントがない場合はコンセントのある場所から延長コードを伸ばしてコンセントを設置するか、隙間ケーブルとも呼ばれるペラペラなフラットケーブルを窓枠と窓の隙間を通すケーブルを使ってコンセントやUSBコンセントなどを屋外に設置して電源を確保すると言うのが1番簡単なのですが、例えば一戸建てで2階に防犯カメラを設置する場合は後者の隙間ケーブルを使うしか選択はありません。
そうなると困るのが防水で、設置場所に屋根があって雨が当たったりしない様な場所であれば良いのですが、雨風が当たるとなると防水しなければいけませんし、隙間ケーブルは頻繁に開け閉めする窓に設置するとケーブルの断線と言うのも気になる所です。
一方で今回紹介する「The Power Mole」は何とワイヤレス送電ユニットで窓の内側と外側の同じ位置に貼り付けるだけで電力を送ることができますので、断線の心配もなく、窓の外側に設置するレシーバーは防水構造になっていますので雨が当たっても大丈夫です。
3重ガラスでも大丈夫
次にこの「The Power Mole」は送信機と受信機の距離が30mm以下であれば10W(5V/2A)の送電が可能としていますので、網入りのガラスでなければシングルガラスはもとよりペアガラス、そして最近増えて来た3重ガラスであっても十分な電力の送電が可能になっているのが魅力的な所です。
しかも屋外のレシーバーにはACコンセントではなくUSB−Aコンセントですので、一般的はWiFi接続の防犯カメラでしたら配線もスッキリと済ませられますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧下さい。なお配送先はアメリカ国内に限定されていますので注意が必要です。
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