USB-Cマルチハブと言えば、MacBookなどのUSB-CしかUSBインタフェースを持たないPCにとっては、USBメモリーや外付けHDD、プリンターなどを接続する為の必要不可欠なインタフェースになりますが、基本的にはただの変換コネクタの様なもので、たまに給電情報や接続スピードを内蔵されたディスプレイに表示したりする事が出来る様なUSB-Cマルチハブもあります。
ですが今回紹介するUSB-Cマルチハブ「Vobot Mini Dock」はPCに接続する事で2インチのディスプレイに様々な情報の表示する事が出来ます。
USB-Cマルチハブ
まず最初にこの「Vobot Mini Dock」のUSB-Cマルチハブとしての機能として、USB-Aポートを3ポート備えており、USBメモリやプリンタ、キーボードなどをこの「Vobot Mini Dock」を介してPCに接続する事ができますし、HDMIポートは最大で4k@60Hzで映像出力が可能で1GbpsのEathernetポートを備えていますので、安定した高速通信が行えます。
更にUSB-C PD入力ポートを備えており、最大出力100W以上のUSB-C電源アダプタを接続する事でアップリンク用のUSB−Cポート経由でPCに最大90Wの給電が可能で急速充電が行える様にもなっています。
インフォメーションディスプレイ
次にこの「Vobot Mini Dock」には時刻を表示するための7セグLEDの横に2インチの液晶ディスプレイを内蔵しており、ここにはPCを接続し、専用に用意されたアプリを使う事で天気やToDoリストなどの表示を行う事ができ、PCのウィンドを切り替えずにいつでもこの「Vobot Mini Dock」のモニターで確認が行えます。
そしてハードウェアモニターアプリを使えば、CPUやGPUの使用率などを表示したりする事も出来ますし、アプリはこの他にもたくさん用意されており、例えば画面のモニターをミラーリング表示すると言った機能もあるのですが、スマートウォッチなどと連動させる事で席を離れると情報モニターをロックさせる事が出来ますのでPCの画面を「Vobot Mini Dock」を通じて覗き見される心配もありません。
更にワイヤレス接続の温度センサーや湿度センサーに接続して現在の室内の環境を表示させる事が出来ますし、WiFiカメラを接続する事で自宅やオフィスに設置してある防犯カメラの映像なども常時チェック出来る様になっていますし、プログラミングが得意な方は必要な情報を表示する為のアプリを自作する事だって出来てしまいます。
ゲーム機能
そしてアプリの中には実はゲームが既に用意されており、このUSB-Cマルチハブにはマルチハブに付属するワイヤレスコントローラーを使ってテトリスなど予め用意されたゲームをプレイする事が出来ますので、ちょっと息抜きをしたいと言った時にゲームがプレイ出来ると言うのはなかなか遊び心が効いていて楽しめそうですので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/vobot/vobot-mini-dock-screen-equipped-dock-portal-to-infomation
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