デジタル一眼レフを使っていて1番面倒なのは記録媒体としてSDカードではなくCFexpressを採用しているため、PCにカードリーダーが内蔵されていてもそれはSDカード用なので直接CFカードを差し込む事はできませんので必ずカードリーダーを持ち歩く必要があります。
そしてまたMacBookの様なUSB-Cコネクタしか搭載していないPCとなるとUSB-C接続なカードリーダーを用意しないと何百枚もの画像ファイルを転送するのに時間がかかりますし、取り込んだ画像をPCの中のSSDではなくUSBメモリーや外付けのSDD等に保存するのであればUSB-Cマルチハブなども必要になって来て荷物が増え大変です。
そこで今回はCFカードリーダーを搭載した珍しいUSB-Cマルチハブ「Dockcase Studio」をご紹介致します。
CFexpress、SDカードリーダー搭載
今回紹介するUSB-Cマルチハブ「Dockcase Studio」は、CFexpressメモリーType AとType Bの双方を差し込む事ができるスロットを備えているのが最大の特徴なのですが、ただCFexpressを読み書きする事が出来ると言うだけではなく、CFexpress Type Aメモリーはメモリーカード側が対応していれば最大800MB/sのアクセススピードで読み書きが行え、CFexpress Type Bメモリーは何と1000MB/sでの高速読み書きができるカードリーダーとなっているため、メモリーから画像ファイルなどを移動するのもあっと言う間に終える事ができ、ストレスがたまらない仕様となっています。
そしてこのUSB-Cマルチハブにはメモリーカードで言えばCFexpressメモリーの他にSDカード、microSDカードリーダーも搭載しており、こちらもUHS-IIの高速規格に対応しており、メモリーカードが対応していれば最大312MB/sの高速スピードでアクセスする事ができ、こちらもストレスなくファイルの管理などが行えます。
USB3.2 Gen2対応USB-A&USB-Cポート
次にこのUSB-Cマルチハブ「Dockcase Studio」にはUSB-AポートとUSB-Cポートをそれぞれ1ポートずつ搭載しているのですが、どちらのポートもUSB3.2 Gen2に対応しており、どちらのポートも最大10Gbpsでの高速アクセスが可能です。
特にUSB-Cマルチハブに搭載されるUSB-AポートはUSB2.0規格で480Mbps程度でしか通信できない事が多く早くてもUSB3.1 Gen1規格対応で5Gbpsで通信できれば良い方なのですが、この「Dockcase Studio」ではUSB-Aポートも10Gbpsに対応しており、USBメモリーなどにもサクサクと読み書きする事が出来る事から、CFexpressメモリーからUSBメモリーにファイルをコピーすると言った様な作業もサクサクとストレスなく行う事が出来ます。
ゲーム画面なども滑らかに映し出す4K@120Hz出力
そしてこのUSB-Cマルチハブ「Dockcase Studio」にはHDMIポートも備えているのですが、8K@30Hzだけでなく4k@120Hzでの出力も可能となっており、ゲーム画面なども遅延なく滑らかに表示する事ができるほか、USB-C PD入力は最大100Wに対応しています。
そしてまたこの「Dockcase Studio」には1.9インチのタッチパネルが内蔵されており、デバイスの接続状況や電力の供給状況なども確認出来る様になっていますので、対応PCを含めて詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/pocketssdenclosure/dockcase-studio-smart-usb-c-hub-8-in-1
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