エスプレッソは深煎りで微細に挽いたコーヒー豆に9気圧にまで加圧したお湯を注水する事で25~30秒の短時間で一気に抽出する事で、豆のエグみや雑味を抑える事ができ、そのコーヒー豆が持つ本来の旨味だけを味わう事ができるコーヒーの淹れ方になります。
ですのでエスプレッソメーカーは高圧のお湯を作るためにあれだけ大きな装置になってしまうのは仕方のない事で、本格的なエスプレッソメーカーは結構大きなキッチンではないと置く事は出来ません。
そこで多くの方は簡易的な手動のポンプを使って加圧する様なエスプレッソメーカーを使っておられたりすると思いますが、いくらテコの原理を用いて軽い力で加圧できる様な手動のエスプレッソメーカーがあったとしても、何杯も淹れるのは結構な重労働です。
そこで今回はコンパクトでワンルームマンションでも置いておける本格的なエスプレッソメーカー「Maespresso 58 Pro」をご紹介致します。
電動ポンプやガスカートリッジで加圧
えスプレッソは冒頭にも書いた様にお湯を9気圧まで加圧した後にコーヒーに注ぐと言うよりは圧入してコーヒーを抽出しますので、まず最初にお湯を9気圧まで加圧しなくてはいけません。
そこでこの「Maespresso 58 Pro」ではオプションで用意されている電動エアポンプかガスカートリッジによって9気圧まで加圧しますので、手動でポンプを押して加圧すると言った様な面倒がない上に、上部に圧力ゲージがついており、何気圧まで加圧できているのか確認しながら加圧が行えますし、加圧し過ぎない様に減圧スイッチも用意されていますので安全に定義通りのエスプレッソを淹れる事ができます。
そしてまたガスカートリッジの方は、小型のソーダーメーカーなどに使われている二酸化炭素や窒素を充填した使い捨てのガスカートリッジを使う事になるのですが、従来エスプレッソメーカーでは空気を注入して加圧しますが、ガスカートリッジを使うと二酸化炭素や窒素を圧入する事になりますので、もしかすると同じコーヒーを使って9気圧で抽出したとしても空気を圧縮するのとでは違ったコーヒーを味わえるかもしれません。
特殊なポルタフィルター
次にこのエスプレッソメーカー「Maespresso 58 Pro」にもコーヒーの粉を詰めるためのポルタフィルターが付属しているのですが、一般的なエスプレッソメーカーのポルタフィルターとは違い底が深い構造となっており、何と粉を詰めタンピングした後にサーマルシリコンカップをポルタフィルターの中に入れ、ポルタフィルターに直接お湯を注ぐ様になっており、ここに圧縮空気を送り込む事でエスプレッソを抽出します。
そのため、エスプレッソは本来はお湯で抽出しますが、液体をポルタフィルターに注水した後で圧縮空気を送り込むこのエスプレッソメーカーでは。水をポルタフィルターに注水し水出しのエスプレッソを淹れたり、ミルクやウィスキー、ブランデーなど新たなエスプレッソを生み出す事も出来るのです。
そしてまた、このエスプレッソメーカーには穴径0.25mmのレギュラーフィルターの他に穴径0.15mmのハイフローフィルターの2タイプのフィルターが付属しており、同じコーヒー豆を使って淹れたとしてもフィルターを変える事でまた別なテイストのエスプレッソを楽しむ事が出来ます。
縦横16.8cm×14cm
そしてまたこのエスプレッソメーカーは縦16.8cm×横14cmと非常にコンパクトで設置スペースも取らず、もちろん電源等もいらない事からワンルームマンションのキッチンに置く事ができるサイズ感となっている所も魅力的なポイントでオートキャンプなどにも持って行きやすくなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/maestrihouse/maespresso-58-pro-pneumatic-manual-espresso-maker
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