レーザーレベラーってご存じですか?
レーザーレベラーと言うのはレーザー光を照射する工具なのですが、例えば壁に板を打ち付けると言った作業を行う際に昔は墨壺と言う工具を使って壁に印をつけ、その印を基準にして板を打ち付けていましたが、レーザーレベラーはその墨壺の代わりができるだけでなく壁に印を残さない事から、壁に高さを揃えて額などを飾ると言った際にレーザーレベラーを使う事で壁に跡を残さずキッチリと高さを揃えて飾ったりする事が出来ます。
そして今回紹介するレーザーレベラー「On the Level」は壁に跡を残さず固定出来する事ができ、一般的なレーザーレベラーでは出来なかった作業が可能です。
間柱を見つけるのが得意
一般的なレーザーレベラーは、レーザーレベラーを床に置き、水平を出した上で壁に向かってレーザーを照射し位置をマーキングしたり、位置合わせを行ったりします。
ですので例えば石膏ボードを使った壁に棚などを取り付ける際には先に壁の中に埋まっている間柱と呼ばれる床から天井まで真っ直ぐに壁の中に埋め込まれた柱を見つけなければいけませんし、間柱を探すには専用の器具が必要となり、針を刺して間柱を探す器具の場合、小さいとはいえ穴を開けた跡が残ります。
一方で今回紹介するレーザーレベラー「On the Level」には、レーザーレベラーの裏側に強力なネオジウム磁石が埋め込まれており、石膏ボードを止めているビスにレーザーレベラーの磁石が吸着する事で間柱の位置を簡単に探し出す事が出来ます。
そしてそのビスの上でレーザーレベラーを固定し、レーザーレベラーの水準器を見て水平や垂直を出した上でレーザーを照射する事で棚なども間柱にビスを打ち込んでしっかりと固定する事が出来ますし、棚の水平なども精密に合わせた上で設置する事が出来ます。
タイルやガラスにも
次にこのレーザーレベラー「On the Level」には軽い額などを壁に飾るので間柱を探す必要がないと言った場合には”Drywall Tracks”と言う石膏ボードに直接、レーザーレベラーを差し込む事ができるピンが用意されており、石膏ボードのどこにでも差し込みレーザーを照射して位置合わせを行う事ができます。
そして”Drywall Tracks”の他に”Microsuction Discs”と言うナノサクションパットを使った吸盤も用意されており磁石やピンでは固定できない、ガラスやタイル、そして木材などに貼り付け水平や垂直を出す事が出来ますし、一般的なレーザーレベラーを置く事ができる場所がない様な場所でもこの「On the Level」は直接壁に取り付ける事が出来ますので使う場所を選びません。
360°回転
そしてまたこのレーザーレベラーは壁などに固定した状態で360°回転させる事も出来ますので、まずは水平ないし垂直を出した後に水準器の周り10°ごとにつけられた目盛を見ながら回転させる事で、20°、30°と言った角度を持ったレーザーラインを壁へ投影する事が出来ますので、例えば階段に手すりをつけると言った場合にこのレーザーレベラーを使う事で階段と平行に高さを合わせて手すりをつけると言った作業も間違わずに行うことができますし、壁の中の間柱を探すのも容易で簡単に外れない手すりがつけられますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/gpg2/on-the-level-easy-accuracy-for-every-project-with-one-tool
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