みなさんはどんなデバイスにでも充電可能なケーブルの事はご存じでしょうか?
iPhoneは接続ケーブルにLightningと言う規格を採用していますし、AndroidはmicroUSBでしたが今ではUSB-Cへと移行していますし、iPad ProもUSB-Cを採用しています。
と言う様に現在、充電・通信を行うケーブル規格は3種類あり、これらどの規格のコネクタにでも使えるケーブルをマルチケーブルと言う様な名前で呼んでいます。
ただこれらマルチケーブルの欠点は、1本あればどのデバイスでも充電する事ができますが、急速充電に対応していなかったり、急速充電と言っても5V/2.4Aの12W充電にしか対応しておらず、スマートフォンやUSBで充電するデバイス、そして充電器がせっかくのQuickChargeやUSB-C PD(Power Deliver)と言った急速充電に対応していているにも関わらずケーブルが対応していないが為にその能力を発揮できない事がある事です。
そこで今回はUSB-C PD100Wには対応していませんが、MacBook等のUSB-C PDに対応したノートPCの充電にも使えるマルチケーブル「Zeus-X Cable」をご紹介致します。
ベースはUSB-C – USB-Cケーブル
この「Zeus-X Cable」は従来のマルチケーブルの多くが充電器に差す側にUSB-A端子を使用しているのとは違い、USB-C端子を採用しているのがまず特徴です。
ただUSB-C 24ピンのフル規格のケーブルではありませんのでUSB-Cで双方のデバイスを接続したとしても最大のデータ転送スピードは480Mbpsで、高速通信に対応しているUSB3.2 Gen2の様な規格には残念ながら対応していませんので、この「Zeus-X Cable」あくまでも充電重視で使うのがベターです。
そして電源側に差す側のUSB-CケーブルにはUSB-Aへの変換コネクタがケーブルで固定されており、デバイス側に差す側にはmicroUSBとLightning端子ば別々についており、microUSB/Lightningのリーバシブル2-in-1コネクタが最大12W(5V/2.4A)でしか充電できないのに対してmicroUSBはQuickCharge3.0に対応した充電コントローラーを内蔵し最大12Wで急速充電が可能で、Lightningも専用充電コントローラーを内蔵して18W急速充電を可能としています。
またUSB-C PD(Power Deliver)での充電は最大60W(20V/3A)までサポートしており、MacBook Proを使用しながら充電できますので十分実用的です。
AWG20ケーブル使用
そしてこのケーブルにはAWG20ケーブルを使用している点にも注目です。
通常、充電ケーブルにはAWG24やAWG26と言った最大電流が2〜3.5A程度流れるケーブルが使用されるのですが、流れるからと言って瞬間的にその電流までなら流しても良いと言うだけであって、ずっと最大値で流すとケーブルが発熱して酸化が起こり劣化して次第に電気を流さなくなって行きます。
ですがこの「Zeus-X Cable」では最大電流11Aまで流せるAWG20ケーブルを使用していますので、60Wで充電しても最大3Aしか流れず許容電流の1/3以下しか流さない計算となりますので、まず急速充電で発熱したり発熱による劣化は考えなくても大丈夫です。
更にこの「Zeus-X Cable」は、アルミのシールドで芯線を保護した上にTPE(サーモプラスチックエラストマー)と呼ばれる熱可塑性ゴムで更に保護し、その上にカリコ網の繊維で覆う事で非常に強度の高いケーブルに仕上げられており、椅子のキャスターで轢いてしまってもすぐに切れたりと言う様な事はありません。
$5で手に入るフレキシブルクリップ
そしてオプションになるのですが、「Zeus-X Cable」にPledgeするとフレキシブルクリップを1つあたり$5で追加する事ができます。
このフレキシブルクリップはケーブルを束ねる以外に形を自由に変えられると特性を持っており、何とタコウインナーの様に足を広げて立てるとスマホスタンドとしても使えるのです。
しかも角度も自在につける事ができ、縦置き横置きどちらでも使え便利ですので、「Zeus-X Cable」と合わせて詳細は下記URLにてご覧ください。
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