Newガジェット

熱気を排出する事がなく排気ダクトの設置が不要なポータブル・クーラー「Morphy Richards Ductless Portable AC」

今年の夏も暑すぎてエアコンがなければ過ごすのが難しい年でしたが、みなさんはスポットエアコンって使われた事はありますか?
スポットエアコンとはポータブルなエアコンで、ノズルの先端から冷気を送り出す空調機で、エアコンのない場所で火照った身体を一時的に冷やしたいと言った時に便利なエアコンなのですが、1つ問題なのは壁掛けのエアコンの室外機がポータブルエアコンは一緒に内蔵されているため、ノズルの先端からは冷気が出て来ますが、ポータブルエアコンの裏からは熱気は排出されますので、部屋の中は一向に冷えないどころか排熱の方が多く逆に締め切った室内ですとどんどん暑くなって行きます。

そのため排気を室外に出さなくてはいけませんので、家庭で使うには設置場所が限られると言った問題と排気ダクトをどう設置するのかと言った問題を持っています。
そこで今回は排気ダクトの設置の必要がない画期的なポータブル・クーラー「Morphy Richards Ductless Portable AC」をご紹介致します。


水を使って排気を冷却


今回紹介するポータブル・クーラー「Morphy Richards Ductless Portable AC」が何故、排気ダクトを設置しなくても良いのかと言えば、”ウォータークーリングマックステクノロジー”と言う水冷却システムを搭載しているからです。
冷房と言うのは室外機によって冷やされた冷媒液が室内機の熱交換器に送られて、室内機の熱交換器を空気が通り抜ける際に空気が冷やされると同時に熱交換器が奪った室内の熱で冷媒液を温め、温まった冷媒液は室外機へと送られ、室外機の熱交換器を通る際に空気を温める事で熱交換器の中を通る冷媒液を冷やすと言った仕組みになっています。

ですので室内機からは冷風が、室外機からは温風が出るので、室内機と室外機が一体化されたポータブルクーラーでは排気を屋外へ排出する為の排気ダクトの設置が必要となるのですが、このポータブルクーラーでは、室外機用の熱交換に水を噴射して冷やす事で排気を室内の室温程度まで冷やす事ができるため、排気ダクトの設置が不要となります。

そして冷却用の水は、冷却時に発生するドレン水を貯めて使用しており、わざわざ水を補給せずとも自己循環する様になっています。


スイングヘッドで部屋の中を均一に冷却


次にスポットクーラーでは冷風を排出する為のノズルは固定ですし、ポータブルクーラーの中には多少フィンがスイングしたりするものもありますが、風の向きと言うのはほぼ一定なものが殆どですが、このポータブルクーラー「Morphy Richards Ductless Portable AC」ではファンを本体の上部に設置する事で扇風機の様にヘッドが上下左右とも50°動き、冷風を部屋の中隅々まで行き渡らせる事ができますし、ヘッドを動かさなければスポットクーラーと同じ様な使い方が出来ますので、エアコンのないキッチンなどで使えば調理中の熱さと言うのも低減させる事ができます。


除湿モード


そしてこのポータブルクーラーには冷房モードの他に一般的なエアコンと同じ様に除湿モードも備えており、除湿モードを使い室内の湿度を10%下げると体感温度は1℃下がるため、冷房の冷気がどうしても肌に合わないと言った方は除湿モードを使う事で冷えすぎない様に出来ます。

また梅雨時期など雨が多く湿度が多い日は除湿機として使う事でジメジメとした空気をカラッとさせる事が出来ますし、洗濯物を室内干しした際にこのポータブルクーラーを除湿機として使えば、洗濯物も効率的に乾かす事が出来でき冷房以外の用途にも使えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/1464329619/morphy-richards-first-ductless-portable-air-conditioner

中に入れた食材を濡らさずに保存する事ができるクーラーボックス「Pilot Outdoors®」前のページ

特許取得の振動ドライバーで低音再生がより良くなった、世界初!!折り畳める骨伝導ヘッドフォン「Me-800」次のページ

関連記事

  1. Newガジェット

    ありそうでない!?あらゆるものを磁石の力で吊り下げるマグネットベルト「Lochett™」

    みなさんは何が作業をしたり片付けをしていたりしている時に一時的にこの手…

  2. Newガジェット

    超破格値!!造形ボリューム277×156×300mm、6K解像度なSLAプリンター「ELEGOO J…

    造形ボリューム277×156×300mm、つまりA5サイズの紙を30c…

  3. Newガジェット

    表面を特殊構造する事でコーティングが剥がれても食材がくっつかないガス・IH両対応フライパン「The …

    フッ素加工(テフロンはデュポン社の登録商標です)したフライパンや鍋を買…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP